クサガメは成長とともに段々大きくなります。
オスは成体で大体17㎝前後になりますがメスは30㎝前後にもなります。
子ガメの時から成体になるまでどのくらいの大きさの水槽がよいのでしょうか。
クサガメの成長に合わせた水槽の大きさがベスト
目安としては甲羅の大きさの5倍がベストと言われています。
幼体の頃は大体6㎝前後ぐらいでしょうか。
この頃であれば30㎝四方の水槽が丁度良い大きさになると思います。
水槽の種類は、通常のアクアリウム用のものからコンテナボックスやタライ、プラ船といったものがあります。
カメ用の飼育に必要なものがセットで販売しているものもあるので、活用するのもよいでしょう。
いずれにしても、大切なのが有害物質が溶け出さないようなものであることと、半水棲用の水槽になるため水漏れしないこと、陸地を作るためにレンガを積み重ねたりするので、ある程度の強度があることが重要です。
クサガメは成体も幼体も半水棲のカメなので、陸地と水場を作ってあげる必要があります。
半水棲のカメは日光浴が大好きです。
日光浴をすることによって体温を保ち、カメに必要な栄養も作り出します。
しかし、危険を感じると特に子ガメの時は水場の中に避難し安心するのです。
子ガメの頃は特にデリケートで、飼い主にまだ馴れていない場合は飼い主の足音にすら怯えてしまうこともあります。
そんなときに水場に避難して安心するのです。
また、クサガメは成体でも幼体でもかなり活発に動きます。
なので、陸地を作った時にあまり水槽の高さと差がないと脱走してしまうことがあります。
子ガメの時だったら、水場から上がるときの段差は8㎝前後が丁度いいようです。
もちろん、子ガメの大きさによって調整する必要があります。
成体となり、甲羅の大きさが30㎝ぐらいになると150㎝四方の水槽に移してあげるようになります。
衣装ケースや大型のタライなどがありますが、もっと自由に遊んでもらう方法として初夏~初秋あたりだったら、お庭に遊ばせるスペースを作ってあげるという方法もあります。
この時注意することとしては、水槽づくりの時と同じように陸地と水場を作ってあげることですが、その他にも日陰を作ること外敵に襲われないようにネットや網を準備することが重要です。
また、脱走防止のために囲いを作ること、その囲いも少なくても40㎝ぐらいは地面に埋め込んだ方がよいでしょう。
まとめ
カメはのんびりしているものと思いきや、その種類や個体よって結構違うようです。
意外にアクティブだったりすると脱走してお部屋を冒険しちゃうカメさんもいるのですね。
ただ、そのカメさんの冒険が危険でいっぱいです。
脱走は何としても防ぎましょう。
カメは子ガメから大きくなるまで4~5年はかかるといいます。
大きくなってからも長生きするので、その棲み処となる水槽は居心地の良いところであってほしいと思います。
今のあなたにおすすめの記事