クサガメの幼体はセニガメといって、縁日などでよく見かけたものです。
今でも、縁日ではセニガメを見かけるでしょうか。
最近だと見た目がよく似ているミドリガメの方が主流でしょうか。
縁日でのかめすくいは「違法」という声もあり、もしかしたら近い将来見ることができないかもしれませんね。
そんな縁日で小さい頃に確かにかめすくいをしたことを今でも覚えています。
うちに帰ってまず心配したのが「餌」でした。
クサガメって何を食べるのでしょう。
幼体のゼニガメも同じでしょうか。
またどのくらいの頻度で餌を与えたらよいのでしょう。
何でも食べるクサガメ!餌のやり方・時間・餌の量はどのくらい?
与えて良い餌悪い餌
クサガメは幼体のセニガメでも基本的には雑食性です。
しかし、クサガメは臭亀とも書きその名の通りちょっとした臭いを出します。
市販の餌には臭いを抑えてくれるものがあります。
しかし、幼体のゼニガメは成長して甲羅も丈夫にしなければなりません。
なので、栄養の偏りがないように、煮干しやキャベツといった動物性のものと植物性のものをバランス良く与えましょう。
餌を与えるとき、カメは嗅覚が良いので一口大(カメの)にちぎって鼻先までもっていくと手づから食べてくれるようになります。
また、与えてはいけない餌というのもあります。
それは骨の多い魚やほうれん草のように灰汁の多い野菜です。
骨の多い魚はたまに喉に骨が刺さってしまうことがあり、骨が刺さったままだとそこからばい菌が入り病気になってしまいます。
ほうれん草はカメ特有のものというわけではなく、爬虫類や小動物全般にいえることで、灰汁が毒になってしまうようです。
間違って与えないように注意しましょう。
餌の時間
クサガメは主に昼行動する種類です。
夏になると涼しくなった夕方から行動的になったりするようですが、基本的にはお昼に活発になります。
なので、餌もその頃になります。
ただし、幼体は1日に2~3回に分けて与えます。
成体の場合は1日に1回与えるようにしましょう。
餌の量
幼体は「食べる分だけあげる」。
数分間隔で少しずつ餌を与え、食べきるようだったら与えます。
幼体の食べるペースを見ながら食べさせてあげましょう。
目安としてよく言われているのが「カメの頭3つ分」です。
それを1日1~3回にわけて与えます。
あんまり食べてくれない子や少量しかいつも食べてくれない子はビタミン不足になることがあります。
ビタミン不足はカメにとって病気の原因になります。
市販のカメ用のビタミン剤もあるのでかつようするのも良いでしょう。
そのカメによっては人でいう好き嫌いもあったりするので、食いつきが悪いようなら餌を変えてみるのもよいではないでしょうか。
成体の場合は、一日おきかちょっと少なめを毎日与えるかです。
こちらも目安としては「カメの頭3つ分」です。
成体の場合は、餌を与えすぎると肥満になったり便秘になったり大変です。
与えすぎには注意しましょう。
まとめ
クサガメはなつくと、水槽のそばに飼い主が寄っていくと顔を見せてくれたり手から餌を食べてくれたり、可愛らしいところを見せてくれます。
ゼニガメの時には一生懸命餌に食いつく姿に心を打たれたりします。
長生きしてもらうためにも、ほうれん草以外の葉っぱや生餌をバランスよくあげて元気に過ごしてほしいですね。
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