このミドリガメ(正式名称ミシシッピアカミミガメ)は「要注意外来種」の為、法律で飼う事も運搬も原則禁止になっているそうです。
もちろん、野外へ放す事も違法になり、個人の場合は懲役3年以下か300万円の罰金と言う非常に重い罪が課せられます。
まだ飼っていないのであれば、よく考えて飼うかどうかを決めた方がよいと思います。
とは言え、この事を知らずもうすでに飼っている方あるいは、この事を知っていて可愛いから飼うと言う人もいると思いますので飼い方と放し飼いについて紹介していきます。
ミドリガメの室内で飼うためにする事は?放し飼いにしてもいいの?
飼うにあたって必要な物は水槽と陸上です。
市販で亀用のキットが販売されている(陸上などの必要な物全て入っている)ので、初めはそれを購入し育てるのも良いと思います。
ミドリガメの飼かうにあたって大切なのは、常に水を綺麗にする事です。
水中で生活するので、ミドリガメにとっては飲み水でもあるからです。
ですから、水は毎日換えてあげるのが一番いいと言われています。
水は水道水でも構いませんが、汲み置きしカルキ(塩素の匂い)を抜いたものにしてあげるともっと良いと思います。
放し飼いについて
放し飼いにするカメの事を「座敷亀」と言います。
ミドリガメ、クサガメ、水瓶を座敷亀にするのは亀にとって環境に悪いのでいけない事なのです。
少なからず亀の身体に問題が生じると言われています。
亀は水の少ない場所だと陸上に依存しますが、それが原因で体と甲羅が酷く乾燥し歪んだり、甲羅の成長不良で甲羅に変な段が出来たり、四股の柔軟性が無くなったり、乾燥で目がおかしくなったりするそうです。
最悪の場合、尻尾の組織や細胞に異常をきたしたりする事もあるそうです。
例え浅いパレットだとしても、甲羅の部分に水が漬かる事が無いので必ず問題が出るそうです。
成長の止まった大人亀とは違い、ミドリガメ(子亀の時はミドリガメと呼ぶようです)成長期の亀には必ず問題が出るようです。
まとめ
以上の事を踏まえると、ミドリガメは少なからずリスクを背負いますので、飼うのはお勧めしませんが、それを理解したうえで大切に飼って下さいと言う事になります。
放し飼い(座敷飼い)は絶対に亀にとって良くない事に繋がります。
どうしても育てたいと言う方は、水槽に砂利や石畳などを敷き飼ってあげて下さい。
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