北米の河川や湿地帯に生息するミシシッピニオイガメはとても飼育しやすい亀です。
成長しても13センチほどの大きさなので、最初は小さかったのに大きくなりすぎて困ってしまうということもなく水槽を買い替えるなどの余計な出費も少なく安心ですね。
温和な性格なので、種類やサイズによっては他の魚やエビなどとも一緒に飼育することも可能です。
さらに人慣れするので、エサをあげていると飼い主を覚えてエサを要求するようなしぐさを見せるなど可愛らしい姿を見ることもできます。
総合的にみて初心者の方でも飼育しやすい亀といえますね。
ミシシッピニオイガメを飼育するのに適切な水温は??
ミシシッピニオイガメは低温から高温まで対応できて、冬眠もします。
ミシシッピニオイガメを安全に飼育するのに適した水温は、23~27℃前後です。
子亀のうちは水温は暖かめに設定し、冬場はヒーターを設置して25℃か26℃にしておくと元気に活動できるようです。
夏場は30℃を大幅に超えてしまうと負担になってしまうので、猛暑が続いてしまう時期には冷却ファンを設置するなどして適温をキープしてあげるようにしましょう。
さらに水質も重要で、水質が良くないと皮膚病にかかってしまったり、甲羅に藻が生えてしまったりするので、頻繁な水換えや掃除、亀用の水中フィルターを設置するなどして水質を保つことを心がけてあげましょう。
ミシシッピニオイガメを飼育するのに適切な水深は?
ミシシッピニオイガメが生息する河川は緩やかで、水深は60センチ前後です。
そのため、水槽も水深が60センチ以下のものを選びましょう。
実際の水槽に入れる水深は15センチほどで大丈夫です。
水深を深くすればミシシッピニオイガメが活発に動き、泳ぐ姿も見れて可愛らしいので、水深が深い場所と足場を置いて上陸できる場所を作ってあげると、飼い主側も可愛い姿が見れてミシシッピニオイガメも快適に過ごすことができるかもしれませんね。
しかし、あまり水槽いっぱいまで水を入れてしまうと脱走してしまう危険があるので要注意です。
別に何するでもなく(多分エサ探してる)ふわふわ泳いでるだけだけど。上に下に泳いでるところ見ると、水深深くしててよかったなぁと思う。もっと深く広くしたいけど我が家狭いからもう無理だすまんな。#ミシニ #ミシシッピニオイガメ pic.twitter.com/OgdxiTPImz
— あんまん (@anmn_change) 2016年6月5日
まとめ
寿命は長く、20~30年生きると言われているミシシッピニオイガメ。
人懐っこくて可愛いミシシッピニオイガメとできるだけ長く一緒に過ごせるように、適切な飼育環境を整えてあげるようにしてあげましょう。
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