ミドリガメを飼育している方にとっては、初めてミドリガメが卵を産むというのはとても驚かれる行為の一つではないでしょうか。
そして、とても嬉しい事の一つでもあると思います。
ちなみに産卵のサインとしては、ミドリガメの食欲が急になくなって、激しく動き回るので、驚かれる方も多いかもしれません。
しかし、育て方の知識を少しでも知っていたら、落ち着いて対処をする事ができると思います。
ミドリガメの卵は一体どうやって育てるの？
育て方の前に、ミドリガメの卵について、少し説明していこうと思います。
最初に、すべてのミドリガメが卵を産むのかという点について。
実は、メスのミドリガメであっても、全てのメスが卵を産むわけではないのです。
栄養状態などが関係して、卵を産まないミドリガメもいます。
そして、無精卵の卵の場合はもちろん卵がかえることはないのです。
それでは、ミドリガメの卵が有精卵であった場合の卵の育て方について、説明をしていきたいと思います。
まずは、環境を整えてあげる事がとても大切です。
容器は孵化器ではなくタッパーでも良いのですが、きちんとフタをしてあげてください。
これは、土の乾燥を防ぐためです。
容器の中には水、土を混ぜたものを用意します。
水は、土の3分の1程度です。
これを半分より多めに敷きます。
また、土が乾いてしまうのを防ぐためにも霧吹きが必要です。
霧吹きは卵には直接ふきかけないようにしてくださいね。
これはとても重要なポイントです。
それから、卵は上部が決まった時に動かさないというのも大切です。
鉛筆などで印をつけてあげると良いですね。
印をつけたら、その印を上の状態に保ってあげてください。
子亀がきちんと成長しているかどうかは、懐中電灯で卵を下から照らす事で確認ができます。
卵の中で子亀がきちんと育っているのか、確認してあげてくださいね。
まとめ
ミドリガメの卵の育て方は、少しだけ手間がかかるものの、ミドリガメを愛している方ならきっと楽しい作業のはずです。
ご自身の可愛がっているミドリガメから、可愛らしい小さな子亀が誕生する。
きっと、とても感動する事でしょう。
楽しく、優しく、ミドリガメの卵を見守ってあげてくださいね。
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