クサガメが脱皮をしているところを見ていると手伝ってあげたくなりますよね?
一生懸命に体を擦りつけて取れそうで取れない皮膚を落とそうとしている所は見ていて応援したくなっちゃいます。
そんなクサガメの脱皮を見ていると脱皮が出来ずに残ってしまってる脱皮不全を見かける事があります。
その脱皮不全の原因や治療、解消方法などについて紹介したいと思います。
クサガメの脱皮不全とは?
脱皮を繰り返し成長していく爬虫類のカメはしっかりと脱皮を終わらせてあげなければなりません。
カメの脱皮はヘビなどの様に姿形が分かる様な脱皮ではなく、どちらかと言えば古くなった皮膚が剥がれ落ちると言った感じです。
本来なら剥がれ落ちるのが脱皮ですが、剥がれず残ってしまう脱皮不全とはどんなものなのか?
脱皮不全の症状
どんな状態が脱皮不全なのか?
一般的なカメの脱皮は皮がポロポロと剥がれ落ちてきますが、脱皮不全の場合は甲羅などに剥がれずに残ってしまっている状態の事を言います。
脱皮不全の原因
脱皮不全の主な原因は日光浴不足によるものです。
カメの飼育で必要なのは日光浴で、甲羅干しをする事で骨や甲羅を強くするカルシウムを吸収しやすくするビタミンを作ります。
そのカルシウムを多く作れないと充分な栄養が回らず脱皮をする時に支障が出てきます。
脱皮不全の影響
クサガメなどのカメは他の爬虫類と同じく脱皮を繰り返す事で大きく成長していきます。
その脱皮が上手くできないと形が変になったり色素がおかしくなってしまいます。
脱皮不全のカメの多くは黒っぽい甲羅とは違い白くなったりする事が多く見られます。
脱皮不全を解消する治療とは?
飼育しているクサガメが脱皮不全を引き起こす事で色々な支障が出てくるので、脱皮不全は出来るだけ早くに治療したいですよね。
どんな事をしたら脱皮不全を解消する事が出来るのか?
脱皮不全に治療は必要?
脱皮不全は治療が必要なのかどうか考えてしまいます。
基本的に治療と言うかカメを専門で見てくれる医者が居れば診てもらう方が安心で話も早いですが、よほど重症ではない限り治療の必要はありません。
解消した後のメンテナンス
脱皮不全か解消した後は日々の飼育スタイルに変化を持たせなければなりません。
日光浴を増やすとか日光浴が出来ない環境なら照明をつけるなど少しの工夫をしましょう。
まとめ
クサガメの脱皮不全への解消方法や治療について紹介しました。
今回のまとめは、
- 脱皮不全は日光浴不足が多い
- しっかり出来ないと成長にひびく
- 軽度なら治療はいらず環境の改善でも大丈夫
- 解消されたら飼育方法を見直す
などがあげられます。
今日は大丈夫だろうと思わずに毎日の日光浴は癖付けて育ててあげましょう。
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