爬虫類の中でも抵抗なく飼えるカメ。
意外と知られていない事が多いクサガメですが、大きなものだと最大で甲羅が30cmにもなると言われています。
そんなカメを飼育していると甲羅にコケや藻などが生えてきて何とかしたいと考えますよね?
クサガメの甲羅に生えてきたコケや藻などを掃除したいけど、どうしたら良いのか悩んでいる人の為に掃除の方法など紹介したいと思います。
クサガメの甲羅を掃除する方法は?
クサガメを飼育していると気付けば甲羅などにコケや藻が付着している事があります。
掃除をしたいけど掃除の方法が分からず放っておいてるなんて事はありませんか?
カメにとって甲羅に生えるコケや藻は問題にも繋がるので出来るだけ早く掃除をしなければなりません。
では、どの様に掃除をするのか?
クサガメの甲羅掃除について探ってみましょう!
コケや藻が生える原因について知ろう!
カメの甲羅にコケや藻が生える原因としてあげられるのが水質の悪化や日光浴不足が主な原因です。
飼育している水の富栄養化が進むとコケが繁殖しやすくなり水槽や水槽内の岩、カメの甲羅などにコケが生えてきやすくなります。
また日光浴などが不足しているとコケが生えやすくなる理由としては乾燥しないからです。
コケが及ぼす影響は?
カメと言えば硬い甲羅が印象的ですが、コケが生える事で硬い甲羅の形成に関わってきます。
カメは日光浴をする事で甲羅や骨を作る際に必要なカルシウムを吸収しやすくする栄養素を作り出します。
コケが付着する事で充分な日光浴が出来ず、カルシウムを吸収しやすくするビタミンがしっかり作り出されない事に繋がります。
どのタイミングで掃除する?
1番に悩むのが掃除するタイミングですよね?
神経質な人なら少しでもコケが目に付いたら掃除をするし、そうでない人でもコケが目立つ様になったら掃除をすると思います。
コケ掃除をするタイミングとしてはコケが生えてきたら早めに行うと良いでしょう。
まだ大丈夫と放っておくとコケはすぐに成長してしまうので、早め早めで掃除をする方が良いです。
掃除に必要な物は?
掃除に必要な物は、これと言って特別な物はありません。
擦るものは使い古した柔らかい歯ブラシやスポンジなど家庭にあるもので充分です。
またガーゼやタオルなどがあると拭き取りにも使えるのであると便利です。
また甲羅など掃除するときにイソジンがあると便利です。
イソジンには殺菌効果のあるヨウ素が含まれていますので、イソジンを使いタオルなどで吹いてあげる事を勧めます。
掃除の方法
掃除の方法としては基本として強く擦らない事です。
柔らかい歯ブラシやスポンジなどでイソジンを使い軽く擦りながらガーゼやタオルで拭き取ると言う方法が良いでしょう。
1番、楽で効果のある方法は日光浴をさせてコケを乾燥させる事ですが、飼育している水槽が小さいとすぐに水に入ってしまう事があります。
歯ブラシやタオルなどを使いしっかりと取ってあげましょう。
まとめ
クサガメの甲羅に付いたコケや藻の掃除について紹介しましたがいかがでしたか?
今回のまとめは、
- コケが生える原因は水質と日光浴不足
- 日光浴はコケ防止やビタミンの生成に必要
- 掃除には歯ブラシやタオルなどを使う
- イソジンのヨウ素は殺菌効果がある
- 掃除のタイミングはコケが生えたら早めに
などになります。
綺麗な甲羅で日光浴をさせるとカルシムを吸収しやすくするビタミンが作られます。
まだ大丈夫だろうと思わずコケが目に付いてきたら掃除をする様にしましょう。
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