クサガメは半水棲種といって、陸地と水場を必要とするカメです。
子ガメの泳ぎなれていないときと、成体になったときの水場の水位は違う方がよいのでしょうか。
クサガメの水槽の水位について
クサガメは半水棲で、水場の必要となるかめです。
しかし、クサガメにとって水場の水はどのくらいが丁度良いのでしょう。
子ガメの水槽の水位
子ガメの時は、まだ泳ぎなれていない子や体力がない子もいます。
水槽の水は子ガメの足がつき鼻先が水から見える程度がよいでしょう。
親ガメの水槽の水位
親ガメになると、水場は運動の場であり食事の場であり、排泄の場でもあります。
充分な水位がないとカメにとっても良い環境とは言えません。
目安としては甲羅の高さの2~3倍がよいようです。
また、クサガメにとって水場の水は飲み水にもなります。
充分な水位を保ちながら清潔になるように心がけましょう。
クサガメの水槽の水の量について
子ガメの時水量自体は、そこまで多くないかと思いますが、親ガメになると転んでしまったときに、自力で起き上がるために複数で飼育している場合でも、水槽が広くなってもある程度の水深が必要になります。
甲羅の高さから2~3倍の水深は必要なるので、水槽が広くなるとその分水の量は必要になります。
また子ガメの時は3~5㎝ぐらいであっても、親ガメになるとメスは約30㎝、オスは約17㎝まで大きくなります。
当然その分水槽も広くしなければなりません。
水槽の水量が少ないと、水質もその分悪化しやすくなり、水質の悪化はカメの病気も招きます。
また、クサガメにとって飲み水なっている水が汚れているとクサガメが脱水症状になってしまいます。
充分な水量を保ちつつ、水換えも週に1~2回行うことを考えると、汲み置きの水の量もある程度は必要になります。
まとめ
クサガメに限ったことではありませんが、半水棲のカメにとって水場はとても大切な場所です。
水深が足りないと転んでも起き上がれず、泳ぎまわれないため運動不足になってしまいます。
運動不足はカメにとってストレスになり、ストレスは万病のもとです。
カメにとってストレスフリーな環境にしてあげたいですね。
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