爬虫類ブームもありますが、昔からカメを飼う人は多くいます。
手のひらの半分くらいしかないカメから抱えるほど大きなカメまで…。
その中でもクサガメは大きく成長しても20〜30cmくらいと手頃な大きさから飼う人が増えています。
カメを飼っていると脱皮をする事は知られていますが、初めて見る人は驚くのではないでしょうか。
そこでクサガメが脱皮した時、完全に脱皮しきれない脱皮不全について紹介したいと思います。
クサガメの甲羅が剥がれない脱皮不全とは?
爬虫類でもトカゲやヘビなどは脱皮を繰り返し大きく成長していく事は知られていますが同じ、爬虫類のワニやカメも脱皮をする事は意外と知られていなかったりします。
特にカメなどが脱皮をすると病気になったのではないかと思ったりする事もあるでしょう。
そんなカメの脱皮ですが、取れずに残ってたりする脱皮不全について考えてみましょう。
脱皮不全とは?
脱皮とは本来、体表を覆っている皮を剥いで成長していく事が目的です。
脱皮不全は全てが取れるはずの皮が一部残ったりして成長の妨げになる事を言います。
皮が残っているのでその部分は成長の妨げになりおかしな形になって成長してしまいます。
脱皮不全の原因とは?
カメの脱皮は自然に剥がれるまで放っておく事が一番良いのですが、稀に剥がれず残ってしまう事があります。
では脱皮不全が起こる原因とは何か?
原因としては飼育環境に問題がある事が多くあります。
甲羅干しが出来る環境がなかったり栄養が足りなかったりと色々とあります。
また水が汚いとか傷口から菌が入ってくるなどもあり生活環境が原因の場合が多いです。
病気の可能性は?
脱皮が上手くいかない場合の多くは、
- 水が汚い
- 甲羅干しが出来ない
- 栄養不足
- 傷口から菌が入る
などが考えられます。
しっかりとした飼育環境を作る事と日光浴はカメの飼育には必要な事です。
ですが、通常の脱皮より皮が厚かったり剥がれた所が赤みがかっていたりした場合は1度、カメを診てくれる病院へ連れて行きましょう。
治療はどうすれば良いのか?
一般的に、それほど重症でなければ飼育環境の改善や日光浴をしてあげる事で治ってきます。
日光浴をする事でビタミンを作り出しますので、カルシムを取りやすくなります。
脱皮不全が見られたら水換えや日光浴を適切にしてあげましょう。
まとめ
クサガメの脱皮不全について色々と調べてみましたがいかがでしたか?
脱皮不全についてのまとめは、
- 脱皮不全の原因は飼育環境にもある
- 日光浴不足により脱皮不全を引き起こす
- 水の汚れは厳禁
- 通常より赤みがあれば病院へ
- 環境改善と日光浴で治ってくる
になります。
カメの脱皮は自然に剥がれるまで放っておくと良いですが、一部剥がれず残ってしまう場合があります。
そんな時は飼育環境を整え日光浴をしてカメの免疫力を高めてあげましょう。
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