古来よりニホンイシガメなどのカメは長生きとされ、「鶴は千年、亀は万年」と言うような言葉もあるほどです。

爬虫類の中でも一番長生きであると言われ、世界にはゾウガメの種類で150年以上生きている個体もいるようです。

ニホンイシガメも、野性の環境では外敵なども居るため、それほど長生きすることは難しいようですが、飼育環境下においては、寿命が長い固体も沢山居ると言われています。

どのくらいの寿命があるのか調べてみました。

ニホンイシガメ 寿命

ニホンイシガメの寿命について

ニホンイシガメを含むカメは、代謝がとても緩やかで成長がゆっくりであることが理由のひとつだと言われています。

また、暑くなれば夏眠、寒くなれば冬眠するなど、エネルギー消費をとことん抑える暮らしをしているのも理由とされています。

野生のニホンイシガメは、平均で20年ほど生きていたという記録が残っているようです。

環境が整っている飼育下においては、倍ちかい30~40年生きることが出来ると言われています。

長生きと言えど、カメは人間と同じように高齢期があるとされています。

高齢期になると運動量が減り、食欲も少なくなるようです。

ニホンイシガメの高齢期は生まれてから凡そ10年を過ぎたあたりだとされています。

ニホンイシガメが高齢期になったら、エサと飼育環境に注意する必要があるようです。

エサは消化に良い、柔らかいものを与えるようにすると良いでしょう。

小魚などは骨があるため、避けたほうが良いとされています。

飼育環境は、水場の水はなるべく清潔な状態を保つ必要があるようです。

高齢になると病気にかかりやすくなる為、清潔な環境になるよう注意が必要と言えるでしょう。

また、寒さや暑さに弱くなってくるようなので、ペット用の水温調節器などを購入して、一定の水温に保つとよいとされています。

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まとめ

ニホンイシガメの平均寿命は20年程度のようですが、個体差があるようです。

高齢期を迎えたニホンイシガメは、やさしくケアして長生きできるように飼育してあげましょう。

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