カブトニオイガメは、アメリカ合衆国の南部が原産で流れの穏やかな河川や池や沼のような場所に生息しています。

カメ目ドロガメ科ニオイガメ属の仲間で、レザーバックマスクタートルという別名のとおり、レザー(剃刀)のように鋭く尖った甲羅を持っているのが特徴のひとつです。

成長に伴い甲羅は丸みをおびてきますが、他のカメより頭が大きくなることや、グレーの体色に全身黒い小さな斑点の入った姿が個性的なこともあり、観賞用の水棲カメとしても人気があるということです。

ペットショップなどにも比較的普及している種類ですが、いざ飼おうと思った時、どのくらい生きるのか気になりますよね。

カメは長生きするとはいわれますが、この種類の平均的な寿命はどのくらいなのでしょうか?

おおまかな生態なども含めてご紹介します。

カブトニオイガメ 寿命

カブトニオイガメの寿命はどのくらい?

カブトニオイガメは、世界でも多く飼育されているカメのひとつといわれるようです。

日本でも多く流通していますし、個性的な風貌から観賞用としても人気がある水棲カメの種類だといえます。

体もかなり丈夫で食欲も旺盛、ちゃんとした環境の管理をしておけばかなり長生きできるそうで、平均寿命は25年程度とされています。

ですので、飼育を考える時には、長期飼育が可能かどうかの検討が必要になりますね。

甲羅の大きさは最大で17㎝程度になりますが、カメの種類の中ではそれほど大きい方ではないため、飼育スペースも比較的とりやすいでしょう。

ただし、肉食性が強くて乱暴で雑な性格をしているそうで、基本的には単独飼育をするのがいいそうです。

また、その名のとおりかなり強烈な臭いを発することがあるため、飼育の際には臭いを出さない工夫も必要になりますね。

この臭い、ドブや生ごみのような悪臭のようと表現されることが多いですが、常に臭うわけではありません。

カブトニオイガメが嫌うようなことや状態になると発するということですので、むやみにストレスになるようなことを仕掛けたり、同じ水槽で複数飼いをするのを避けるなどの対応が必要になるでしょう。

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まとめ

頭が大きくて体色や模様など見た目も個性的なカブトニオイガメは、日本でも人気の種類であることがわかりました。

体が丈夫で食欲も旺盛で、平均寿命が20~30年ともいわれますので、飼育を考える際には長期になることに対する認識が必要になるでしょう。

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