亀には冬になると冬眠する種類がいますが、冬眠に適切な水深や環境について調べてみました。

亀が安全に春まで冬眠できる環境についてのアドバイスをご覧ください。

亀 冬眠 深い 水深

亀の冬眠

日本の様に四季のある地域に棲む亀は冬になると冬眠します。

冷血動物である亀は低い温度下では活動出来ないからです。

冬眠とは生物が極端に代謝を下げて、長期間の絶食状態になる事です。

亀の冬眠の場所

亀の冬眠の場所は大きく分けてふたつあります。

ひとつは土中、もうひとつは水中です。

日本のイシガメやクサガメの様に水辺に棲む亀は水中で冬眠する事が多いようです。

また飼育下で冬眠させる場合、水中で冬眠させる方が温度が変化しにくく安全に冬眠させる事が出来ます。

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亀の冬眠を安全にさせる水深とは

しかし、水中の方が安全に冬眠させられると言ってもいくつか守るべきポイントもあります。

まずは冬眠の準備期間をしっかり取る事。

11月下旬頃の大分気温が下がる頃には亀もほとんど餌を食べなくなります。

この時期をきちんと過ごさせる事で冬眠への準備が整います。

また、冬眠させる水底に亀が体を埋める事が出来る泥や落ち葉、砂利がある事も大切です。

そしてある意味1番大切な事がある程度深い水深を確保する事。

その訳は冬眠中に水が凍らない様にする為です。

水が凍ってしまうと亀も一緒に凍ってしまうからです。

水中で冬眠中の呼吸は?

素朴な疑問として水中で冬眠中の亀の呼吸はどうなっているのか、と疑問に思うかも知れません。

実は冬眠中は代謝が極端に落ちている為酸素の消費量も極端に減ります。

その為皮膚呼吸等から摂取される微量な酸素でも生きていけるのです。

まとめ

人間とは違う体の仕組みをもった亀の身体。

冬を越し春に冬眠から覚めるまで肺呼吸や食事を必要としないとは驚きです。

また飼育下では亀が安全に冬眠出来る水が凍らない程度の深い水深が大切だと感じました。

水槽の大きさにも寄りますが30センチから50センチの水深があった方が良い様です。

また、日本の様に冬のない国から来た亀は冬眠が出来ない為、冬でも生息地の環境を再現し温かくした水槽やゲージ内に入れ、屋内で飼育しましょう。

どの種類の亀も生息地の環境に合わせて飼育する事が良い様に思います。

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