亀は縁日やペットショップで売られている身近な動物として知られています。
今回はそんな亀が日光浴をしないとどうなるのか調べました。
日光浴の効果とは?
日光には紫外線が含まれており、その紫外線の中には亀に必要なビタミンD3という成分があります。
ビタミンD3にはカルシウムの吸収を助ける効果があるのです。
日光浴をさせないということはビタミンD3が不足するということになります。
では、ビタミンD3が不足するとどうなるのでしょうか?
日光浴をさせないとどうなる?
日光浴をさせないとビタミンD3を生成することができず、カルシウム不足に陥ります。
亀がカルシウム不足になると、骨や甲羅が柔らかくなり変形するクル病という病気にかかってしまいます。
また、紫外線には滅菌作用があるため皮膚、甲羅の殺菌ができずに皮膚病になってしまったり、甲羅に藻が生えたりします。
他にも、気温の低い春や秋には代謝が低下し、エサの消化不良を起こしてしまうことがあるのです。
日光浴をしたがらない亀もいる
飼い始めたばかりだったりすると日光浴をしたがらない亀もいます。
ですが亀は体温調整を自分ですることができないので、強制的にでも日光浴(甲羅干し)をさせてあげましょう。
また、紫外線は水槽や水を通ると90%以上がカットされてしまい効果がないので、必ず直接日が当たるようにしてあげてくださいね。
稀に陸に上がらない亀もいます。
その場合、30分~1時間程水から出してお散歩させたり、庭で遊ばせてあげてください。
その際、熱中症になってしまわないように日陰を作ってあげてくださいね!
また、脱走したり外敵(カラスなど)に襲われないよう、目を離さないでいましょう。
ペットショップに行くと紫外線ライトやバスキングライトも販売されていますので、室内で飼育されている方はこちらを利用するのも一つの手です。
しかし、紫外線ライトは八時間以上あてないと効果がありませんので説明書をきっちり読むようにしましょう。
まとめ
・日光には亀の生育に必要不可欠なビタミンD3が含まれている
・ビタミンD3とはカルシウムの吸収を助ける成分
・ビタミンD3が不足すると病気になることがある
・日光浴したがらない場合は放っておかず、強制日光浴をさせてあげる
・水槽や水を通すと紫外線は90%カットされてしまう
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