カメを飼育したいと思っている方やすでに飼育している方も、水替えはとても大切ですが、カルキ抜きをどの程度の時間行うのが適しているのかと悩むことが少なくないと言われています。
カメは、結構水を汚してしまうことが多い性質の生き物だけに水替えの頻度も多くなりますが、カルキ抜きの時間の目安を知っておきたいですね。
カルキ抜きが出来る塩素中和剤の能力
塩素中和剤に、アクアウォーターやジクラウォーターがありますが、水道水に規定量を入れた場合で、夏場なら規定量の半分、冬場なら3分の1で塩素が検出されなくなる結果が出ています。
したがって、地域にもよりますが冬よりも夏の方が残留塩素量の多いことが判明しています。
汲み置き水の場合
カルキ抜きが出来る塩素中和剤を使わずに、汲み置き水の場合には、夏場なら36時間ほど塩素が経過すると検出されなくなると言われています。
一方、家庭の小型浄水器の水を浸かったら、その直後は、塩素がごくわずかの塩素が検出される程度ですので、さらに、6時間汲み置きしておけば、もうその時点で検出はされなくなります。
汲み置き水の場合でも、浄水器の水ならかなりカルキ抜きの時間は短縮できるようになります。
ただし、浄水器の機種にも寄るものがあるので、一概に安心と言うわけではありません。
カメにとってより安全な水質を目指すのであれば、最低でも24時間は経過させてから使用するのが賢明です。
時間が経過すれば温度も一定になる
カメにとってはカルキ抜きをすることで水替えのストレスがかなり軽減出来るので、飼い主にとっても安心感が得られるようになりますが、汲み置き水で一定の時間が経過することで、水の温度が一定になるメリットもあります。
急激な水温の変化はカメにとってかなりの負担がかかることも頭に置いておきましょう。
まとめ
カメにとって水替えはとても重要で、健康にも影響が出て来ます。
カルキ抜きの時間の目安を心得ておくと、カメにストレスを加えずに水替えが出来るようになるので、水道水、浄水器の水で把握をしておけば安心ですね。
合わせて塩素中和剤を使った時には、季節によってその量も加減が出来ることも把握しておきましょう。
今のあなたにおすすめの記事