ミドリガメの仲間の中でも、特に耳の部分が赤いのが特徴のミシシッピアカミミガメはどのように冬眠するのでしょうか?
今回はミシシッピアカミミガメの冬眠について調べてみました。
冬眠の準備
冬眠の準備は10月の終わりころ、気温が20度から15度くらいになってくると始まります。
最初に亀は食欲を落とします。
11月に入って、冬眠させる2〜3週間ほど前になったら、完全絶食をさせ、体内に溜まっている餌や糞をすべて体外に出させます。
内臓に未消化物が残っていると、病気になってしまうことがありますので注意が必要です。
必ず体内を空っぽにしましょう。
冬眠の方法
亀の冬眠の方法は土の中でさせる方法と水の中でさせる方法と2パターンありますが、水の中で冬眠をさせた方が簡単にできるため、水の中で冬眠をさせる飼い主さんが多いようです。
まずは、亀の動きが悪くなってきたことを確認し、水深をいつもより10センチから30センチほど深くします。
必要に応じて、隠れ場所や落ち葉、水苔などを入れてあげましょう。
落ち葉は1ヶ月から2ヶ月ほど水にさらしたものを使うと水が汚れませんのでオススメです。
水を増やしたら水温を一定に保ちます。
5度前後が適温です。
寒くなりすぎて水を凍らせてしまうと大変危険ですので十分に注意し、観察を続けましょう。
亀の様子がおかしい場合はすぐに獣医さんへ連れて行きます。
水が少なくなってきた時には足してあげましょう。
冬眠中は水換えや掃除など必要ありませんので、できるだけ静かにそっとしておいてあげましょう。
まとめ
ミシシッピアカミミガメは上手に育ててあげると30年生きると言われています。
冬眠中は特に何もしてあげられることはないですが、水温管理や、亀の様子、水が減っていないかなど、常に気をかけ見守ってあげましょう。
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