長生きをする生き物として知られているカメですが、どの程度の早さで成長しているかご存知でしょうか?
カメの中でも私たちにとって身近なカメの一種であるクサガメについてご紹介したいと思います。
これから飼育を検討されている方、飼い始めた方、是非参考にしてみてください。
クサガメの成長について!大きさはどのように変化する?
産卵されたクサガメの卵は2~3ヶ月後に孵化します。
孵化してから半年後には3~3.5cmの大きさになります。
この頃のクサガメを皆さんはよくペットショップで見かけると思います。
手のひらにちょこんと乗る程度の大きさでとても可愛いですよね!
この時点ではまだ甲羅は柔らかいですが、半年~1年は成長期となり、甲羅もかたくなってきます。
そもそもクサガメの大きさを測る時はどこからどこまでを測るのでしょうか。
首から尻尾までを入れると思われがちですが、実は大きさを測る場合、甲羅を頭から尻尾を直線で測ります。
クサガメは1年でどのくらいの大きさになる?
では1年間でどのくらい大きくなるのでしょうか。
孵化から1年の間、どのような環境で生活していたかによって個体差が出てしまいますが、1年後には5~7cm程になります。
沢山食べて成長した子であれば、10cmを越えるサイズになるクサガメもいるようです。
あまり餌を与えないと、その分成長幅も少ないということになります。
また、飼育しているケースにも影響を受けるようです。
大きいケースで飼育したパターンと、小さいケースで飼育したパターンとでは、大きいケースで飼育したパターンの方が大きくなったという結果もあるようです。
大きいケースの方がのびのびと成長できるのでしょうね。
その後の成長も毎年2~3cmずつ大きくなると言われていますが、これも餌をどのくらい食べているか、どんな環境で生活したかに個体差が出ます。
4年後以降からは、大人になっていくと言われています。
オスとメスでは大きさが若干異なりますが、平均としては20cm程度まで大きくなります。
まとめ
餌の量と飼育環境に大きさが比例していることを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
カメは寿命が長く、大きく成長する生き物です。
飼育を検討されている方は、飼育する上でスペースがしっかり確保できるか、世話が出来るかをしっかりと考えた上で迎えてあげてくださいね!
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