カメの脱皮や冬眠明けの食欲や、その生態について説明していきたいと思います。
カメの脱皮と、冬眠明けに関する食欲とは?
カメには他の動物と同様に、脱皮と冬眠があります。
12月〜3月にかけて冬眠に入ります。
3月の上旬から下旬にかけて冬眠を終えます。
何かの原因がない限りは、時期が来ると自然に目覚めます。
冬眠できる限界が4ヶ月なので、それを超えても冬眠が終わらない場合は、カメの中で何らかの原因があるため、冬眠を強制的に終了させ、病院に受診することが必要になります。
冬眠が終わるとすぐに食欲が戻るのではなく、飼い主さんの力が必要になってきます。
- 水温を20°以上にしてあげます。
- 20°以下の場合、餌をうまく消化することができないため、食べてくれません。
- 最初は少量でゆっくりあげることが大切です。
- 日数が経つにつれ、以前食べていた量に戻していくといいそうです。
冬眠が開け、落ち着いてきた5月〜11月ごろに脱皮が始まりだします。
甲羅の表面や、皮膚などもポロポロと剥がれ落ちます。
しかし、皮膚が大量に剥がれ落ちてしまう場合は、ビタミンAが不足していると考えられるので、カメ専用のビタミン剤などを与えてみるのもいいそうです。
脱皮が始まっても、元気はなくなることが稀にみられるそうなのですが、食欲不振になることはないので、食欲不振になってしまった場合は他に原因があると考えられるため、飼育環境を見直してみたりすることも必要になってきます。
まとめ
調べた結果、脱皮や冬眠を開けたカメたちに関する食欲や、生態などを知ることができました。
冬眠をあけたカメたちは、食欲を戻し切った5月頃から脱皮を開始し、1周り大きく成長していきます。
ちゃんと時期を被らないように、体ができていることに大きく感動しました。
人間と同様に、同時に2つのことをすることが不可能であり、段階をしっかり踏んで、いい状態の時に、タイミングを見計らって脱皮に入るカメに驚きました。
今のあなたにおすすめの記事