リクガメの種類の中では初心者さんでも比較的飼育しやすいヘルマンリクガメ。

今回は、ヘルマンリクガメの湿度や温度管理について紹介しようと思います。

ヘルマンリクガメが飼育しやすいといわれる理由は、他の種類のリクガメと違って寒さにも強く丈夫であることがあげられます。

性格もおおらかで愛らしいですよ!

ヘルマンリクガメ 飼育 湿度 温度

ヘルマンリクガメの飼育時の湿度と温度

他のリクガメと違って、ヘルマンリクガメの場合は、それほど湿度や温度に対して神経質になる種類のリクガメではありません。

  • 湿度の目安は60%
  • 温度の目安は日中は25℃~28℃。夜間は18℃~20度前後

ヘルマンリクガメは、湿度が高くジメジメとした環境がかなり苦手です。

なので、梅雨から夏にかけては通気性を良くしながら飼育するのが大切なポイントになります。

また、温度については、暖かくなる春から初秋までは、生体なら20℃~25度前後の常温が適しているとされています。

気温は、その気候や地域によって異なりますが、ヘルマンリクガメは基本的にほぼ常温の環境で大丈夫です。

とはいっても、必要に応じて保温器具などを使いながら気温を管理してあげることも大切です。

ヘルマンリクガメのベビーの湿度と温度

ヘルマンリクガメでも、生後1年~3年ほどまでは、季節による温度差はつけずに、いつも28℃くらいに気温を維持しながら飼育しましょう。

というのも、ベビーや幼体の場合は、どうしても弱いので高めの温度を一定に保って飼育したほうがコンディションがいい状態で育つとされているからです。

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温度管理の注意点

ヘルマンリクガメを飼育する時には、飼育ケージ内の温度は一定にしないようにします。

部分的に温度勾配をつけるようにしましょう。

これは、他のリクガメと同じやり方です。

温度勾配というのは、例えば、25℃くらいの適温の場所と、30℃以上になる暖かい場所、そして、20℃くらいになる涼しい場所という感じに、同じケージ内でもなだらかな温度差を作って、ヘルマンリクガメが自由に好んでその場所に移動できるようにしておくのがコツです。

まとめ

ヘルマンリクガメの場合は、他のリクガメとは違い、温度差についてはそれほど気をつかわずにアバウトに考えても大丈夫です。

では、この記事のポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • 室温は60%を目安に
  • 温度は昼25℃~28℃。夜18℃~20℃度前後
  • 必要に応じて保温器具を使う
  • ベビーは温度差をつけずに28℃を維持する
  • 飼育ケージ内は、温度勾配をつける

ヘルマンリクガメは、世話もかからず人にも慣れるので可愛い相棒になりますよ!

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