亀は変温動物ですので、体温を維持するためには日光浴をして身体を温めたり、甲羅や皮膚を乾かす必要があります。

池のほとりでも日向ぼっこをしている風景がたまに見られますね。

いざ亀を飼うとなったときに、設備を揃えるのは重要です。

亀はもちろん日本でも野生に生息していますが、飼う場合には意外と神経を使う生き物です。

亀 日光浴 ライト 時間

亀の日光浴の方法

夏場の猛暑日ならともかく、普通は日課として、日が昇る暖かい時間帯に2〜5時間ほど、水槽ごと外に出してあげるのが良いでしょう。

紫外線を浴びるだけなら曇りの日でもちょっとした日陰(常に日が射さないという感じではないところ)でも大丈夫なのですが、日光には身体を温める力がありますので、浴びることで代謝を上げて餌を消化しやすくすることができます。

水槽の中に、日の当たる陸と日陰の陸を用意しておくことで、体が充分に温まれば日陰なり水の中に入るなりして、亀が自分で体温調節を行えます。

このとき、水温は気温よりも少し低い状態にしておきましょう。

適温は25〜30度です。

留意したいのは、日光だけ当たっていても仕方がないので、ガラスやプラスチックなどを通してしまうとせっかくの紫外線がカットされてしまいます。

屋外で日光浴させるようにしましょう。

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ライトを使うときは

前項を踏まえると、亀の日光浴には紫外線ライトと熱を放出するバスキングライトの両方が必要になるということが分かります。

太陽の代わりになりますので、四六時中つけっぱなしにしておく必要はありません。

日光浴と同じ時間かそれ以上を目安に当ててあげると良いでしょう。

また、保温ライトというものもありますが、これは爬虫類が最低限体温を保つために必要な温度を維持するためのものです。

温度を自動で管理しますので、これを使うときは電源をつけたり消したりすることは避けた方が無難でしょう。

まとめ

亀の生活にとって、日光浴はなくてはならないものです。

それを管理するためには、遮蔽物のない日光に2〜5時間当ててあげるのが良いでしょう。

体温が上がりすぎたときのための避難場所を用意しておくのを忘れないように。

ライトを使用する場合は、紫外線ライトとバスキングライトの二種類を用意して、亀の甲羅や皮膚の調子が悪いようなら使ってあげるとよいと思います。

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