亀は水の中で生活をする生き物です。
当然、亀を飼育するならば水が必要となります。
亀を飼ってみたいという人の中には、どのような水を使えばいいのか気になる人もいらっしゃいますよね。
また、亀は水中でスイスイ泳ぐイメージがあるから水を深くした方がいいのかという疑問も出てくるかと思われます。
そこで、亀飼育初心者のために、亀の水にまつわる事を書いていきたいと思います。
亀の水は水道水で良いのか?
基本的には水道水でも問題はありません。
ただ、特に小亀や水質に敏感な種類の亀はに、水道水ではストレスを与えてしまう事があります。
また、亀にとって最も好まれる水温は25℃前後です。
水道から出る冷たい水に亀を入れると、亀の体に負担が掛かってしまいます。
そのため、汲み置きをした水を使うようにするのがベターです。
汲み置きされた水はカルキが抜かれている上に、水温も常温となるので亀には最適です。
カルキ抜きに関しては、小さい亀であれば行った方がよいですが、成長して健康な亀はカルキを抜かなくても問題はありません。
もちろん水質に敏感な亀の場合は成長して健康であってもカルキ抜きを行うようにして下さい。
亀の水の高さはどれくらいが良いのか?
飼っている亀が、泳ぎが得意な種類か不得意な種類かで水の高さは変わってきますが、基本的には亀が地面に足をつけた状態で首が出せる程の深さが調度良いです。
目安としては亀の甲羅の2倍程の高さが良いでしょう。
泳ぎが得意な種類の亀でも、まだ小さいうちは深くする必要はありません。
むしろ、小さいうちから深くすると溺れてしまう個体もいますので、注意して下さい。
ある程度成長してから徐々に水の量を増やしていくのが良いでしょう。
ちなみに、ミシシッピアカミミガメは泳ぎが得意で、クサガメやイシガメは逆に泳ぎが不得意です。
まとめ
今回は亀の水について見ていきました。
亀が大きくなればそこまで神経質にならなくても良いのですが、小亀のうちは水質や水の深さに気を配らなければなりません。
また、亀の水は非常に汚れやすいです。
水が汚れると臭いが激しくなる上に、あまりにも汚れが激しくなると亀にストレスを与えてしまいます。
いくら大人の亀にはそこまで神経質にならなくてもいいと言っても、水の交換はマメに行うよう徹底して下さい。
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