亀を飼ったときの一番の悩みとも言える臭い問題。
子ガメのうちはそれほどでもありませんが、成長して大きくなるにつれて臭いがキツクなってきます。
クサガメやニオイガメなどは、敵から身を守るために身体から独特の臭いのある液体を出すこともあるので、臭いが気になる人はそれらの種類は避けたほうが良いかもしれませんね。
しかし、それ以外の亀でも臭いはつきもの。
亀自体が臭いと思われがちですが、実は臭いのもとは亀ではなく水槽にあるのかもしれません。
臭いの原因は水?
亀の水槽に入れている水は、食べ残しの餌や糞尿などが混ざると傷みが早くなってしまいます。
亀の糞や尿にはそれほど臭いはありませんが、そのまま放置してしまうと悪臭を放つことがあります。
また、糞尿の放置は水の劣化にもつながるので、こまめに掃除するようにしてください。
水の交換は定期的に、少なくとも3日に1度は行いましょう。
また、1週間に1度は水槽の掃除もしてください。
藻が発生していたり、水槽のガラスや中に入れている小物が汚れていたりすると臭いの原因となってしまいますので、細かいところも怠らないことがポイントです。
亀が原因で食中毒になることも
亀は体内に、食中毒の原因となるサルモネラ菌を持っています。
それが糞尿と一緒に排泄されることがあるのですが、放置すると水の中で菌が繁殖し、臭いの原因となることがあります。
もちろん食中毒の菌なので、臭い以外でも危険です。
亀を触った後は、必ず手洗いをしましょう。
特に子供は要注意。
手洗いをせずに、そのまま口を触ったり食事をしてしまったりすると、食中毒を引き起こしてしまうことがあります。
亀を飼う以上はどうしても付きまとう問題なので、手洗いの徹底をして対策しましょう。
まとめ
亀を飼育すると、どうしても臭いの問題が付いてきます。
ある程度は慣れることも必要ですが、こまめに水槽の水を変えたり清掃したりすることで緩和されることもあります。
水槽の水は、餌の食べ残しや糞尿が入っていると腐りやすくなってしまいます。
亀の健康チェックもかねて、定期的に水槽の掃除はするようにしましょう。
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