カメ用の池はどのように清掃しているのでしょうか。
水の取り換えはどのようにしているのでしょうか。
排水はどのようにしているのでしょうか。
種々の疑問について調べてみました。
カメ用の池
カメを飼育する場合、カメが自分で乾燥を防止できるように水浴用に池を作ってあげることが重要です。
カメは変温動物ですから日光浴をしたり水浴して、また日陰で休むことで体温調節をしています。
カメ用の池は水が底に抜けないようにしなければなりませんから、池の材質は透水性のないものが適しています。
プラスチックやコンクリートは最適の材質です。
カメ池は水を張り込んだままにしますと、水が汚れて藻などが繁殖します。
池の清掃が必要になります。
池の定期的な清掃作業は飼育者にとって負担が大きいです。
そこで池の中に水中ポンプを設置し、池の水を吸い上げ、ろ過器でろ過し、循環させます。
ろ材はスポンジ、多孔質ろ材、活性炭、ゼオライトなどを使用します。
ろ過水を循環させることでカメ池の水はきれいになり、池の清掃作業の回数を大きく減らすことができます。
池の排水は、新しい水を張り込んだ量と同量の水が外にオーバーフローするように池に排水管を取り付けます。
カメ用池の排水の工夫
電気のないところでも太陽エネルギーを利用する池ソーラーポンプがあります。
市販されていますので、容易に入手できます。
カメ池の管理をより簡単に、よりきれいにしたい場合、カメ池のほかに水をためる貯め桝を作ります。
カメ池の底から水をためる桝へ配管すると、カメ池の底にゴミが溜まりません。
ゴミや泥は貯め桝の底にたまります。
水の循環は、貯め桝に池ソーラーポンプを設置し、ろ材を通して、カメ池に水を戻します。
排水は、貯め桝にオーバーフロー用の配管を取り付け、敷地内の既設排水管に接続します。
この結果、カメ池を清掃する作業が不要になります。
掃除は貯め桝の底のごみの泥の除去とろ材の交換作業だけになり、作業量が大きく軽減されます。
まとめ
カメ池の排水は、カメ池のほかに貯め桝を作り、水をろ過循環させ、貯め桝から既設排水管にオーバーフローして排水できるようにすると、池の清掃、きれいな水の維持管理、排水が簡単にできるのが分かりました。
今のあなたにおすすめの記事