生き物を長く飼っていると、その生き物も体調が悪くなる事もあります。
亀は特に長生きをするので、ずっと健康的な生活を維持するのは難しいでしょう。
頭で理解はしていても、いざいつもと様子が違っていたら飼い主としては不安になりますよね。
ある日突然亀の水が赤くなっていて心配になったという声も多く見受けられます。
なぜそのような事が起こるのでしょうか。
そこで今回は、亀の水が赤くなるのに考えられる理由と、もし体調不良のために赤くなっていた場合の対処法を調べてみました。
亀の水が赤くなる原因
亀は水中で餌を食べ、糞尿を排泄します。
与えている餌が赤っぽい色をしていたら、餌の食べ残しやカスが水中に拡散して水がそのような色になることがあります。
また、亀が水中で動くことによって糞尿も水中に拡散されるため、水が赤茶色っぽくなる事も考えられます。
多くはこのような原因が考えられますが、中には本当に外傷による出血や、排便・排尿時に起こった出血という可能性も考えられます。
外傷や排便時の出血かどうかの切り分け方法と対処法
普段与えている餌が赤みがかっているものを与えているのであれば、単に水の汚れが原因かと考えられます。
そのような餌を与えていない、もしくは普段よりも水の色が気になるようであれば、まずは水を交換して水の変化を観察して下さい。
もし1日もしないで水の色が赤っぽくなったのならば、出血を疑っても良いでしょう。
まずは亀に外傷がないか調べてみて下さい。
軽度の外傷があるようでしたら、人間が使っている消毒薬で大丈夫なので、それを亀の外傷部に塗って半日程乾かしてあげて下さい。
また、傷口に雑菌が入るのを防ぐために水の交換はいつもよりこまめに行うようにしましょう。
亀に外傷が見当たらない場合は消化器等、体内からの出血が考えられます。
消化器の炎症や、寄生虫の可能性も有り得ます。
このような症状が見られたら、しばらく経過を見て、治る様子がなければ動物病院へ連れて行き診てもらうのが良いでしょう。
まとめ
亀の水が突然気になるくらい赤くなっていたら不安になりますよね。
亀は無表情で声も出さない生き物なので、怪我や体調の変化を察するのは非常に難しいです。
このような変化に気付くためには、日頃のマメな世話が必要となってきます。
普段の餌やりや水交換の中でも、常に亀の状況を観察し、ちょっとした変化にも気付いていけるようになりたいですね。
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