のんびり、ゆったりな亀は見ていて癒されますよね。

犬や猫と比べて飼いやすそうなイメージもあり、ペットとして飼うことを検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし、一口に亀といっても、実は様々な種類がいるため、よく知らない人だと迷ってしまうこともあります。

まずはペットとして代表的な亀の種類について見ていきたいと思います。

亀 飼育 種類

飼いやすいのは水ガメ

亀を飼うのが初心者だというのなら、水の中で暮らす水ガメ(半水棲カメ)が飼いやすいと思います。

よくペットショップなどで見かける「クサガメ(ゼニガメ)」は、原産は違いますが日本に生息する亀として知られています。

泳ぎが上手く、性格もおおらかで人馴れしやすいのが特徴で、体長は15~25cmほどにまでなります。

もう一つ、ミドリガメとして知られる「ミシシッピアカミミガメ」もよく見かけますね。

子ガメであるミドリガメのうちは病気にかかりやすいですが、きちんと成長してくれれば長生きをし、大きくなってくれます。

また「ミシシッピニオイガメ」も人気が高い水ガメです。

この亀は成長しても10cmほどにしかならず、コンパクトで飼いやすいというメリットがあります。

ただしオスは攻撃的な性格になることが多く、噛みつくこともあるので気を付けましょう。

陸ガメは?

陸ガメで人気なのは「ヘルマンリクガメ」という種類。

リクガメは大きくなるイメージですが、この亀は成長しても20cmほどにしかならず、さらに日本の気候に馴染みやすいというメリットもあります。

ただし、湿度には弱いので梅雨から夏場にかけては少し注意が必要です。

人懐っこく、飼い主のあとをついて歩くこともあるそう。

一般的にリクガメは草食のため、餌には野菜や果物を用意してあげましょう。

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亀を飼う責任

飼いやすいというイメージのある亀ですが、水温管理や冬眠などお世話をするうえで気を付けなくてはいけないこともたくさんあります。

また、命を預かっているのだという責任も発生しますよね。

ペットとして亀を飼うときに忘れてはいけないのが寿命の長さ

20年ほど生きるのが当たり前の亀ですが、その間、責任を持って飼えるでしょうか。

亀は外来種が多いため、途中で飼えないからと公園の池などに放してしまうと、自然の生態系を壊してしまいますし、放された亀も環境に適応できずに亡くなってしまうことが多くなっています。

まとめ

亀を飼いたいと思ったら、まずは比較的飼いやすい水ガメ(半水棲カメ)から始めてみてはいかがでしょう。

よくペットショップで見かけるのは子供の亀で、ゼニガメやミドリガメとして売られていることが多いです。

ただし、これらの亀は成長すると大きくなり、寿命も20年ほどなのだということは頭に入れておきましょう。

亀も一つの命を持っています。

寿命を全うするまで責任を持って、きちんとお世話してあげてくださいね。

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