リクガメの種類によっても違いますが、ほとんどの種類のリクガメは草食です。
ヘルマンリクガメも野菜中心で小松菜やチンゲン菜などの餌を与えて、カルシウムを補給するために卵の殻やサザエの餌などを与えてあげるのもOKです。
ただし、餌を与えすぎて肥満にならないように考えてあげるのも大切です。
そこで、ヘルマンリクガメの餌の与え方や量についてまとめました。
ヘルマンリクガメの上手な餌の与え方
ヘルマンリクガメでもベビーのうちは、上手に食べられない場合もあれば、個体によっては食べてくれないこともあります。
ヘルマンリクガメは、主食は野草と葉野菜が中心です。
そのうちの2種類~3種類の葉野菜と果物や他の野菜と混ぜて与えます。
それぞれの野菜を細かく刻んでミックスすれば、仮に苦手なのがあっても食べてくれるはずです。
また、大型のヘルマンリクガメともなると体や甲羅を作るためにカルシウムがたくさん必要になります。
その場合は、爬虫類用ビタミン剤やカルシウムも一緒に混ぜて与えるといいですよ。
ただし、フード(人工飼料)については、栄養価が高すぎてしまうので週1回程度にしておきましょう。
与えすぎると成長が早まり甲羅がデコボコになる場合があるので注意が必要です。
ヘルマンリクガメの餌の回数と量は?
ヘルマンリクガメの餌の回数や量は、飼育環境や個体差に合わせて調整していくのが基本です。
生後1年~3年の幼体
一日1回~3回と回数に分けて与えます。
まだ、幼体のうちは成長期なので最低でも一日1回の餌が必要です。
餌の量は、1回の食事に、ちょっと食べ残しが出る程度の量を与えるのが目安です。
あとは、ヘルマンリクガメのお腹の空き具合を見ながら、量や回数を調整します。
欲しがっている様子をみたら、一度にたくさんの量を与えるよりも数回に分けて与えるのが効果的です。
成長が止まった成体
一日1回(たまには餌を与えない日もある)
幼体のうちは数回に分けても、ある程度成長して成長が止まってきたら餌の回数も一日1回にします。
量については、今まで変わらない量にして1回の食事でちょっと残す程度の量にします。
まとめ
野生のヘルマンリクガメと違って飼育されているヘルマンリクガメは、運動量が少ないので肥満になりやすいです。
時には、週に1回~2回程度餌を与えない日があっていいかもです。
では、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- それぞれの葉野菜をミックスする
- 人工飼料は週1回程度
- 幼体:一日1回~3回
- 成体:量を変えずに一日1回
バランスのとれた食事で人間もカメも肥満対策ですね!
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