ミドリガメの飼育をしていると、ゆったりとした態度などが可愛く見えてきますよね。
口を開けてアピールしている仕草はとても可愛らしいです。
しかし「今日も口を開けて可愛いな~」と油断していると、とんでもないことになるかも知れません!
今回はミドリガメが口をパクパクさせている時についてご紹介していきます。
ミドリガメが口をパクパクさせているのはどういう時?
ミドリガメが飼い主さんに慣れてくると、エサを欲しがって口を開けたり近寄ってくる子もいます。
そんな時、口をパクパクさせている時には注意が必要です。
この症状はミドリガメが風邪を引いてしまった兆候の可能性があります。
人間と同じく急激な気温の変化や寒いところに長期間いると発症してしまいます。
対策方法は?
もし風邪を引いてしまった時の対策としては、とにかく暖かくすることです。
亀は変温動物ですので、人間のように体温を上げることができません。
特に甲羅の内側から温めるのが効果的ですので、水温だけではなく気温も同時に上げることが大事です。
気温を上げるのと併せて水槽内の水を浅めにしてあげるのも効果があります。
これは風邪を引いて呼吸がしづらい状況ですので、水面より顔を出して呼吸をしやすくしたり、溺れないように陸地に上がりやすくするためです。
あとは免疫力を付けるために栄養に気を配ってあげることです。
ビタミンAや市販されているビタミン類を豊富に含んだエサを選び、ミドリガメが食べられるときに出来る限りエサを与えるようにしてあげてください。
その他の風邪の兆候は?
風邪は早期発見が一番の対策ですので、口をパクパクさせる以外の兆候をご紹介します。
- 「クワッ」「キュッ」という音が鼻や口から聞こえる
- 首を伸ばして呼吸をしている
- 泳いでいる時に傾いて泳ぐ仕草がある
- 頻繁に陸地に上がったり、浅い場所にいたり、睡眠時も陸地にいる
- いつもより食欲がない
上記以外にも細かい兆候はあるのですが、大体は上記のいずれかと合わせて兆候が見れると思います。
複数該当する場合は風邪を疑った方が良いでしょう。
まとめ
風邪の兆候は口をパクパクさせる以外にも様々なものがありますので、飼育しているミドリガメの状況を見て判断するようにしてください。
少しでも「風邪かな?」と思ったらすぐに対策を始めた方が無難ですので素早く対応し、しっかりと対策してあげましょう。
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