アカミミガメの飼育をしていると、冬の寒い時期には、冬眠をさせる必要があります。
では、アカミミガメの冬眠は、どの時期に、どのような場所で行われるのでしょうか?
特別な準備は必要なのでしょうか?
調べてみました。
アカミミガメはどこで冬眠をする?冬眠に必要な場所は?
アカミミガメの冬眠の時期は、おおよそ11月~3月くらいで、気温で言うと、10℃以下と言われています。
では、なぜこの寒い期間、アカミミガメは冬眠が必要なのでしょう。
アカミミガメは爬虫類で変温動物です。
そのため、自分で体温のコントロールができず、外気温が下がると体温も下がり、活動できなくなってしまうのです。
では、アカミミガメはどのような場所で冬眠をするのでしょうか?
飼育する上で、冬眠する場所を提供する必要があるのでしょうか?
野生のアカミミガメは、水の流れのない穏やかな池や川、底に溜まった落ち葉に潜ったり、穴の中で静かにしています。
そのため、飼育している場合でも、同じような環境を作ってあげる必要があるそうです。
普段よりも水槽の水の量を10~30cm程深く設定してあげます。
隠れ家となるシェルターや落ち葉、ミズゴケなどを入れてあげると、より快適に冬眠できるそうです。
入れてあげる落ち葉は、1~2ヶ月ほど水にさらして、アクを抜いておく必要があるそうです。
水温は5℃前後で一定に保ち、暗い場所に水槽を置いてあげるそうです。
水は蒸発して減っていきますので、水量が減ってきたら足してあげてください。
氷が張らないようにだけ気をつけて、水換えや清掃は必要ないそうです。
まとめ
アカミミガメが、冬の寒い時期に、自分を守るために冬眠を行います。
そのため、飼育しているアカミミガメでも、冬眠は不可欠な行為になるそうです。
暖かい部屋の中で飼育しているから、冬眠は必要ないと考える人もいるかもしれませんが、暖かい時期に向けての準備だと思って、寒い冬の時期は、ゆっくり冬眠させてあげると良いのでははいでしょうか。
冬眠の間は、特に世話は必要ないそうです。
水量と水温にだけ気を付け、ゆっくり休ませてあげましょう。
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