アカミミガメは冬の間は冬眠します。
一見冬眠中は動かないから呼吸も止まっているのかと思うかもしれませんが、冬眠中も、アカミミガメは生きているので、当然呼吸もしています。
では、冬眠中のアカミミガメはどのような呼吸をしているのでしょうか?
調べてみました。
アカミミガメは冬眠の間はどう呼吸してる?
亀は爬虫類の仲間です。
爬虫類は、変温動物と言われ、自分自身で体温を一定に保つことが出来ません。
そのため、冬の寒い時期には、活動をやめ、寒い冬の時期を過ごします。
また、冬眠中であっても、生きているため、呼吸はしています。
ただし、暖かい時期で、普通に活動しているときと、活動量が極端に減っている冬眠の時期とでは、呼吸の仕方もかわってくるそうです。
普段活動しているときは、肺呼吸をしています。
しかし、冬眠中の動かない時期には、皮膚呼吸をメインに呼吸をしている生き物のようです。
皮膚呼吸で、水中の酸素を取り入れることが多いそうです。
皮膚呼吸で、体内の酸素量をまかなうことができるほど、亀の活動量が落ちるということになります。
活動量を減らすことで、消費するエネルギーを減らし、寒い冬を乗り越えるそうです。
まとめ
変温動物であるアカミミガメは、自分自身で体温のコントロールをすることができないため、外気温が下がると、エネルギーをなるべく消費させないために、冬眠するしかないのですね。
そして、その冬眠の期間は、ほとんど活動しないため、呼吸すら、ほとんど必要なくなるということのようです。
通常は肺を使い、肺呼吸で活動していますが、活動量の少ない冬眠の時期では、皮膚呼吸で、体内の酸素量をまかなうこともできてしまうほど、活動が低下してしますそうです。
逆を言うと、冬の寒い時期に、アカミミガメが活動するということは、それほど危険を伴うということではないでしょうか。
冬眠中のアカミミガメは、生きるために冬眠していますので、冬眠しているアカミミガメを無理やり起こすことのないように、そっと見守ってあげることが大切なようです。
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