アカミミガメが大量発生して、社会問題にもなっています。
このアカミミガメ、なぜ大量に繁殖してしまっているのでしょうか?
原因の一つに、アカミミガメが増える数に対して、減る数が少ないのではないでしょうか?
では、このアカミミガメには、天敵と呼べる生き物はいないのでしょうか?
アカミミガメの天敵について調べてみました。
アカミミガメの天敵はいるの?
もともと、アカミミガメは、アメリカのミシシッピ川やその流域に生息している亀です。
そのため、この周辺にはワニやアライグマなどが生活しています。
実は、アカミミガメの天敵というと、これらのワニやアライグマ、このほか大型のヘビや鳥類、ワニガメなどが天敵として存在しているようです。
しかし、日本で、野生化したアカミミガメの周辺を観察してみても、このような天敵となる肉食の生き物があまり存在しないのではないでしょうか。
それでは、日本で生息しているアカミミガメには、天敵はいないのでしょうか?
日本で天敵と呼べる生き物は、カラスがあげられます。
小亀のアカミミガメであれば、カラスに狙われることが多くあります。
甲羅干しのため、陸に上がっているところを上空からカラスに狙われるということがあるそうです。
この他にも、小亀であれば、ヘビも狙ってきます。
大きく成長したアカミミガメは狙いませんが、小亀であれば、まだ体長も小さいため、ヘビに捕食されることもあるそうです。
最も可能性が高いものに、ネコがいます。
ネコがアカミミガメを捕食する事はほとんどないようですが、噛み付いたり、怪我を負わせて、生命を脅かすことが多くあるそうです。
このため、飼育下においても、甲羅干しなどで、日の当たる屋外に置いておく場合には注意が必要になります。
このように、アカミミガメの天敵と呼べるものは、日本にはとても少ないそうです。
それだけ、アカミミガメには生活しやすい場所であり、繁殖が容易にできる地域なのではないでしょうか。
まとめ
アカミミガメの天敵は、野生の肉食動物のようです。
日本には、このような生物が極端に少ないですよね。
そのため、野生化で繁殖したアカミミガメの個体数は減ることなく、増え続けているそうです。
しかし、アカミミガメにとって、本当の天敵は人間なのかもしれません。
アカミミガメの生活に欠かせない水を汚染しているのも人間です。
アカミミガメにとって、環境を悪化させているのも人間なのではないでしょうか?
今のあなたにおすすめの記事