ミドリガメは甲羅干しといって、日光浴をします。
これは紫外線を浴びて栄養を作り出しカルシウムやビタミンを吸収するので、カメが生きて行くために必要なことです。
中には外に出るのを嫌がって日光浴をしない個体もいます。
そんな臆病なカメさんには市販の紫外線ライトとバスキングライトを照射することで日光浴と同じ効果を与えることができます。
カメも生き物ですから、病気になることがあります。
ここではミドリガメが風邪をひいて、肺炎にまで発展した時の治療方法についてご紹介しましょう。
ミドリガメが風邪をひいた!?その治療方法は?
ミドリガメが風邪をひいた時の症状は人間と似たところがありますので、甲羅干しをしているときに観察しているとすぐにわかります。
くしゃみ、鼻水、吐き気、下痢、口呼吸するといた症状があります。
しかし、ミドリガメが風邪をひくと肺炎まで発展しやすいので、この症状を見かけたら治療が必要です。
温度や水温の低下でカメの体が冷えてしまったことが原因ですから、とりあえず水槽内の水温を少し高めにしてあげます。
陽の当たる暖かい場所での日光浴も体を温めるので良いです。
温浴も効果的であり、1日2回38度くらいのお湯に5分間浸からせてください。
それでも治らないようでしたら動物病院へ連れて行きましょう。
ミドリガメが肺炎になった!?治療出来るの?
風邪をこじらせて肺炎になってしまったらどうしたら良いのでしょうか。
風邪がなかなか治らないようでしたら、早めに動物病院へ連れて行ってください。
注射や抗生物質といった薬での治療になります。
手遅れになってしまうこともありますが、早期に気づけば治すことが出来ます。
亀がキューとかピーって泣くと肺炎らしいですね
— 通知が行かないシク (@iznk_srgn2) 2017年12月29日
まとめ
このようにミドリガメの風邪や肺炎になった時の治療方法についておわかりいただけたかと思います。
風邪をひく原因は環境によるものもありますが、免疫力の低下でウイルスに感染しやすくなっていることもありますから、栄養価の高い餌を与えたり、いつもより暖かい環境にしてあげましょう。
なかなか治らない時は迷わず動物病院へ連れて行ってくださいね。
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