夏場、暑い日が続くと私たちもぐったりしてしまいますが、変温動物である亀はもっと大変です。

亀は汗をかくことができないので熱を体外に排出することができず、熱中症にかかりやすい生き物です。

食欲 亀 夏

猛暑が続いている場合

人間と同じように亀も熱中症になるということで、亀も夏バテのような症状になることがあります。

水槽内の温度が上がりすぎていることが原因ですので、その際は日陰や涼しい場所に移動してあげましょう。

室内でクーラーを効かせることも効果的ですが、直接風が当たらないようにし、水槽内の水温が25〜30度を保てるようにしましょう。

しかし、20度以下になると、代謝が落ちて餌を消化できなくなるため、これはこれで餌を食べられない原因になってしまいます。

温度の下がりすぎにも注意しましょう。

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その他の理由

夏で暑いから夏バテだ、と決めつけてかかると、他の要因を見落としてしまうかもしれません。

亀が餌を食べない理由には他にもいくつかあります。

まずは、その餌に飽きてしまっている可能性があります。

亀は意外とグルメなので、同じ餌ばかりだと食べなくなったり、同じ市販の餌でもメーカーによって好みがあったりします。

気分転換に好物の餌を与えると、改善することがあるようです。

脂身のない肉や昆虫、メダカや金魚などの生餌などを、好物に応じてあげてみましょう。

また、水や水槽内が不潔であると食欲不振になることがあります。

水は汚れやすいので、毎日入れ替えることが大事です。

もしくはフィルターを清潔なものに交換しましょう。

まとめ

亀は熱中症はもちろんですが、夏バテのような症状も起こしますので、もし猛暑が続いているようでしたらできるだけ涼しい環境を作ってあげましょう。

その他には、水などの環境を清潔に整えてあげたり、餌に飽きてしまっていることがないか、いろいろと試してみるといいと思います。

亀は、たとえば小さな子ガメでも一週間は食べずに過ごすことができるようですが、あまりにも食欲不振が続くようでしたらお医者さんに診せましょう。

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