亀を冬眠させるときに、落ち葉や水苔は重要な役割を果たします。

冬眠用のケースの底に敷き詰めることで、亀はその中に潜り込んで眠ります。

外からの光を防いで、冬眠するために適度な暗闇を作ることに一役買っているようです。

また、発酵することで熱を発するため、水温が低くなりすぎて凍結することを防いでもくれます。

さらには亀が安心するというメリットも。

そんな落ち葉や水苔ですが、冬眠の10日ほど前から水に浸けてアク抜きをしておく必要があります。

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落ち葉の用意

亀の冬眠用に使う落ち葉は冬眠中ケースの中に入れっぱなしとなるため、溶けたり形が崩れたりしない、適度な分厚さと硬さのあるものを選びます。

手に入れやすいものとしては、サクラやブナ、クヌギなどがありますね。

対してハゼなどの葉には毒性があるため使わないようにしましょう。

落ち葉は、もし近くの公園などで手に入るのならばそれで大丈夫です。

用意した落ち葉は、実際に使う10日ほど前から水に浸してアク抜きをする必要があります。

浮いてくるようならレンガなどの重しで沈めて、水が濁ってきたら交換するようにしましょう。

これらの落ち葉の準備もあるため、冬眠させるならできるだけ早め、10月初旬には用意を始めたいですね。

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レンガも用意しよう

落ち葉や水苔のほかにも、レンガを用意できると良いですね。

レンガにも保温効果があり、さらに息継ぎや休憩のときに水面に顔を出すための足掛かりにもなります。

亀は、冬眠中は基本的に皮膚呼吸で水中の酸素を取り込みますが、水温が上がるなどして目が覚めることもあります。

その時に水面に顔を出すこともあるので、絶対に水面が凍ることのないように、水温が0℃を下回らないように注意しておきましょう。

まとめ

飼っている亀を冬眠させる時には、冬眠用ケースの用意のほかにも、ケースに入れる落ち葉のアク抜きなど事前にやらなくてはいけないことがあります。

亀の冬眠は10月下旬~11月初旬に始まることが多いので、10月に入ったら冬眠準備を始めるようにしたいですね。

落ち葉には、保温や遮光効果のほかにも亀を落ち着かせる効果もあるので、ぜひ用意してあげてください。

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