ヘルマンリクガメの温浴にはメリットがありますが「どのぐらいの頻度にするの?」、「暴れたりしないの?」など、飼育する人が悩んでしまうこともあります。

そこで、ヘルマンリクガメの温浴の方法や温度はどれくらいが適しているのか調べました。

ヘルマンリクガメ 温浴 温度

温浴のメリット

ヘルマンリクガメを温浴させることはお風呂に入れているようなものです。

飼育ケージにずっと入っているヘルマンリクガメは運動不足になりがちなので、温浴によって体温を上げることで代謝の働きを促すことと、水分補給をしたり体についた汚れを落としたり、排便を促すというメリットがあります。

ただ、リクガメによっては温浴を嫌がる場合もあります。

この場合は、水深が深すぎないかチェックしましょう。

楽に顔が出るぐらいの深さにすることも大切です。

水温も水深も適切なのに、あまりにも嫌がるのなら温浴はやめておいたほうがいいです。

温浴が苦手な個体もいるので、ここは無理をしないで中断しましょう。

温浴させる方法と温度

温浴させる時には、ヘルマンリクガメが入ることができる容器や洗面器などを用意します。

湯張りの深さは、ヘルマンリクガメの顔が半分ほどつかる程度の浅めにします。

温度は、30℃~35度くらいが適温とされています。

40℃になると変動動物のリクガメにはリスクが高いかもしれません。

冬場は、お湯が冷えないようにお湯を足すなどして低温を防ぐようにしましょう。

また、ヘルマンリクガメが温浴しながらフンや尿を排泄したり、飲んだりすることもあるので汚れたら新しいお湯と交換してあげてください。

温浴した後は、体の水分をタオルなどで吸い取ってあげましょう。

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温浴の注意点

  • 温浴中は、溺れたり事故がないようにその場を離れないようにしてください。
  • 水を頻繁に飲んでいる場合は、脱水症状や腎不全などの可能性もあるので注意しましょう。
  • 温浴後のケージ内も温めておいてください。
  • 温浴後は低温にならないように注意してあげましょう。
  • 温浴は、ヘルマンリクガメの生活習慣の一つにもなるので、毎回決まった時間で温浴させることが大切なポイントです。

温浴の頻度

温浴の頻度は、温浴な好きな子なら毎日でもOKのようです。

そうでもないなら週に1回程度でヘルマンリクガメの様子を見ながら調整していきましょう。

まとめ

温浴は、すべての個体に適しているというわけでもありません。

あくまで様子を見ながらやってみましょう。

  • 温浴は代謝促進・水分補給・排泄、体を洗うなどのメリットがある
  • 30℃~35度くらいが適温
  • 温浴後は水分を取り冷えないようにする
  • 温浴は毎回決まった時間に!

温浴後は冷やさないように愛情と温度で温めてあげましょうね!

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