カブトニオイガメのベビーは、硬貨サイズの小ささに山型の甲羅が可愛らしく、ショップでも人気の種類の一つです。

レザーバックマスクタートルという別名のとおり、甲羅のふちが尖っており、特にベビー時代の甲羅はレザー(剃刀)のように鋭いのが特徴になっています。

特徴的な外観と可愛らしさで、一目ぼれして飼育される方も多いようですが、飼育に関しての注意点はあるのでしょうか?

カブトニオイガメ ベビー 飼育

カブトニオイガメのベビーの飼育について

カブトニオイガメのベビーの平均的な価格は3,000~5,000円程度といわれます。

500円硬貨くらいの大きさで購入してもどんどん大きくなり、気付けば甲羅の長さが17cmくらいにまで成長しますので、十分な大きさの水槽を選ぶことが大切になりますね。

水棲カメですので泳ぎが達者で一日の大半を水中で過ごすともいわれますが、ベビーについては少し気をつけた方がよさそうです。

水槽内に岩や流木のようなものを設置して、泳ぎの合間に休憩したりゆっくり呼吸する場所を確保することが必要となるでしょう。

これらの設置場所についても配慮が必要で、水槽の壁や設置するもの同士の距離が近すぎると、尖った甲羅がひっかかってしまい、水中で動けなくなってしまう恐れもあるかもしれません。

水槽内に中途半端な空間を作らないようにして、ベビーのカブトニオイガメが自由に泳ぎまわれるような環境作りをすることが大切ですね。

エサは市販のもので十分ですが、食べ残しが出ない程度に与えるようにします。

ベビーのうちは一日2~3回に分けて適量を与え、食べ残しをこまめに取り除くようにしましょう。

一日に与えるエサの量の目安は、だいたい頭の大きさ程度といわれます。

一般的にカメの飼育水は汚れやすいといわれますので、フィルターなどの設備に加え、定期的な水の入れかえを行うのがいいですね。

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まとめ

カブトニオイガメのベビーは本当に小さくて見た目も愛嬌があって可愛いので、ついつい気軽に飼い始める方もいらっしゃるでしょう。

しかし、カメは基本的には25年程度の長生きであること、どんどん成長して17cmくらいにまで大きくなることを知った上で、責任を持って世話をしていく覚悟を持つ必要があるのですね。

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