ニオイガメの仲間は一般的に泳ぎが得意な種類が多いようです。

野性のものは流れがゆるやかで水底が柔らかい川や池、沼地などに生息しており、水深が1~2mある環境を好むともいわれます。

飼育の際にはある程度の水深を確保することが大切になりますね。

ここでは、カブトニオイガメの飼育に適した水深や水温についてご紹介します。

カブトニオイガメ 飼育 水温 水深

カブトニオイガメの飼育に適した水温は?

カブトニオイガメの飼育の適温は25~30℃あたりといわれます。

寒さには比較的強い方で、冬眠することもあるようです。

野性の環境下では明け方前の薄暗い頃や夕方に活動することが多く、特に夏は昼間の太陽が照りつける時間帯には水底の方にもぐってじっとしていることが多いといわれます。

温度が低くなってくると、体温を上げるために日光浴を行うため、冬場は昼間に活動する姿を見ることができるのですね。

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カブトニオイガメの飼育に適した水深は?

ある程度の深さがある場所を好む性質がありますので、カメの大きさにもよりますが、60㎝規格の水槽で最低でも20~30㎝程度の水深を確保するのがよさそうです。

泳ぎが得意なので、元気に動き回る姿を見ることができるでしょう。

ただしベビーの場合は、息継ぎや休憩をする場所として甲羅が隠れる程度の浅瀬を作るため、石や流木のようなものを設置した方がよさそうです。

好奇心旺盛で活発な性質を持っているため、浅瀬から体を伸ばして脱走することがあるようですので、設置する場所には気を付けた方がいいかもしれません。

まとめ

カブトニオイガメは体は丈夫で好奇心が強く、攻撃的な反面で人懐こい性格でもあるといわれますので、初心者でも飼育を楽しむことができるでしょう。

水温を25~30℃程度に保ち、元気に泳ぎ回れるだけの水深を確保することが条件ですが、そのためにはヒーターやライトなどの周辺設備の準備も必要になりますね。

カブトニオイガメの生態をよく調べて、過ごしやすい環境作りをしてあげましょう。

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