ミシシッピニオイガメに限らずカメ類を飼育するには、水質を悪化させないことが重要だとされています。
しかし、毎日水換えや清掃を行うのは時間も手間もかかります。
そのため、水質悪化の予防としてフィルターを使用している方も多いそうです。
そこで今回の記事では、ミシシッピニオイガメの水槽のフィルターと使用方法について説明したいと思います。
ミシシッピニオイガメの水槽のフィルター
カメの飼育を始める際には、まず飼育用具を揃えなければなりませんが、知識がないとどんなものをどこまで揃えればよいのかわからないことが多いです。
特にフィルターは様々な種類や価格があり、どれを購入したらよいのかわかりづらいです。
そもそもフィルターにはどのような効果があり、どのように使用するのでしょうか?
フィルターとは、水槽内の水質の悪化を遅らせることができる装置のことで、毎日水換えや清掃を行わなくても水槽内を清潔に保つことができると言われています。
また、他にも水流を作り出したり、作り出した水流によってゴミを集めることもできるそうです。
カメの飼育によく使用されるのは濾過フィルターと呼ばれるもので、水槽内の餌の食べ残しや排せい物などの汚れを浄化し、水質を保つ効果があると言われています。
ただし、濾過フィルターには様々な種類があり、水槽のサイズや環境などによって適するものが変わるそうですので、購入する際には注意が必要です。
濾過フィルターの種類と使用方法
- 外部式フィルター
フィルター本体は内部に設置するため見た目が良く、音も静かで、様々な水槽サイズに対応できるが、ゴミがたまりやすくこまめな清掃が必要です。
また設置方法も工夫する必要があります。
- 上部式フィルター
水槽の上部に取り付ける一般的なフィルターで、安価で濾過能力が高くメンテナンスもしやすいです。
ただし、水の落下音が目立ち、水深が浅いと上手く稼働しないため、60㎝以上の深さが必要になります。
- 外掛式フィルター
水槽の縁に掛けて使用するため手軽に使えるが、濾過能力が低く、60㎝以上の水槽には向いていないと言われています。
- 底面式フィルター
水槽の底に敷くフィルターで、使用するには底に砂利を敷く必要があります。
濾過能力は高いが、底にあるため砂利やゴミがたまりやすく、こまめな清掃が必要で60㎝以下の水槽に向いています。
- 投げ込み式フィルター
フィルターを直接水中に入れて使用します。
安価だが濾過能力は低くメインフィルターには向きません。
サブフィルターとして利用するか、水流を作る目的で使用することが多いです。
- スポンジフィルター
パイプの先にスポンジが付いたフィルターで、スポンジにバクテリアを繁殖させることができます。
濾過能力が低いのでサブフィルター向きだが、サイズの見極めが難しいので初心者には向いていないと言えるでしょう。
- オーバーフロー式濾過器
濾過槽から水槽に水を送り、循環させて濾過を行う濾過装置です。
大型水槽向けで規模が大きいのでコストがかかります。
濾過能力は高く、手入れも簡単です。
以上のように、カメの飼育に向いていると言われる濾過フィルターには様々なものがあり、飼育環境や予算によって選ぶことができます。
どれが良いのかわからないと言う方は、購入するショップや飼育経験者に相談すると良いでしょう。
まとめ
ミシシッピニオイガメを快適な環境で飼育するための水質を保つには、濾過フィルターは便利な飼育用品です。
ただし、初心者の方には使いこなすのは難しいかもしれませんので、専門家などに相談してから購入するようにしましょう。
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