ミシシッピニオイガメの飼育をする際に、水槽の底に何を敷いたら良いのか迷ってしまう方も多いと思います。

砂利や底砂を敷いている場合が多いようですが、カメが砂利を食べてしまうこともあると言います。

そこで今回の記事では、ミシシッピニオイガメの水槽の砂利について説明したいと思います。

ミシシッピニオイガメ 水槽 砂利 食べる

ミシシッピニオイガメの水槽に砂利は必要?

野生のミシシッピニオイガメは、主に泥や砂の底質の河川や湖沼などに多く生息していると言われています。

そのため、自然に近い状態の飼育環境にするためには砂利を敷いたほうが良いそうですが、敷かなくても飼育することは可能です。

水槽内に砂利を敷くことの利点は、カメが底を歩きやすい、砂利の中に身を隠すことができる、排せい物や食べ残しなどの汚れを濾過する、見た目が綺麗などがあげられます。

特に、カメは水を汚しやすいと言われていますので、清掃や水換えがこまめにできないと言う場合は砂利を敷いたほうが水換えの頻度を減らすことができるそうです。

さらに、砂利の下に底面式の濾過フィルターを敷くと水質の悪化を予防することができるとされています。

また、底に敷く砂利にも様々な種類があると言われています。

カメの飼育においては水質が悪化しpHが低下すると病気になったり、元気がなくなったりすることが多くありますが、長期間きれいな水を保ち、pHを安定させる底砂もあるそうです。

また、カメが底砂に潜ることを考えると、粒子の荒いものだと甲羅を傷つけてしまう恐れがありますので、なるべく粒子が小さめのものを選んだほうが良いそうです。

ただし、砂利には浄化効果があると言われていますが、水換えや清掃の際には砂利の中まで清掃しなくてはならないため、手間がかかるそうです。

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ミシシッピニオイガメが水槽の砂利を食べる時の対策は?

ミシシッピニオイガメの水槽に砂利を敷くと、カメが食べてしまうことがあると言われています。

カメが砂利を食べると言うのには理由があり、主にカルシウムを始めとするミネラル分が不足している場合に見られるそうです。

特に海外が原産のカメに多く見られ、水質の違いによるものと考えられています。

海外のカメが生息する場所の水は硬水で、その土壌などにはミネラル分が多く含まれていますが、日本の水は軟水のため硬水よりもミネラル分が少ないと言われています。

そのため、カメは無意識にミネラル分を補うために砂利を食べてしまうそうです。

カメが砂利を食べることを防ぐには、ミネラル分を餌に混ぜて与えると良いと言われています。

特に鳥の餌としてして知られるボレー粉や塩土が良いそうです。

ボレー粉は牡蠣の殻を砕いてエサ状にしたもので、ミネラル、ヨウ素、カルシウムが豊富に含まれていますし、塩土は赤土と塩分を固めたもので、カルシウム、ミネラルを多く含んでいるとされています。

どちらも、ペットショップで手軽に購入することができ、これらを与えれば砂利を食べることがなくなるそうです。

ただし、与えすぎは病気になる恐れがありますので注意して与えてください。

まとめ

水槽の底に砂利を敷くことは、良い点も悪い点もあるようです。

ただ、カメが生活しやすい環境を考えると、敷いてある方が動きやすいようです。

またカメが砂利を食べて困ると言う方は、足りないミネラル分をしっかり補ってあげると食べることが無くなるなるそうですから、試してみてください。

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