ヘルマンリクガメを飼育していると、時々床材を食べているような行動を目にします。

これは、リクガメおなじみの習性でときどき土や砂の床材を食べたることがあります。

自然界なら、天然岩石に含まれるミネラルやカルシウムを摂るという意味がある行動になりますが飼育下となる気になりますよね。

そこでリクガメが床材を食べる理由と対策方法についてまとめました。

ヘルマンリクガメ 床材 食べる

ヘルマンリクガメが床材を食べる理由と対策方法

リクガメが床材を食べる理由には大まかに4つの理由が考えられます。

それぞれの理由とその対策方法について参考にしてください。

単にお腹が空いている

リクガメは、お腹が空いていると口に何でも入れてしまう傾向があります。

そのため、床材を食べるのは単純にお腹が空いている可能性があります。

実際、床材にかじりついたときに本来の餌を目の前に持っていくとすぐに餌に飛びつく場合も多いです。

餌の量は適量か見直そう

ヘルマンリクガメがお腹が空いて床材を食べるなら餌の量が足りない可能性があります。

基本的に餌は、ヘルマンリクガメが欲しい分与えて大丈夫です。

屋外で生活しているリクガメは、野草が常にどこにでもあるので自分で餌の分量を調整して生活しています。

満腹になれば自分から食べるのをやめます。

なので、お腹が空いているようならたっぷり食べさせましょう。

床材が餌にくっついている?

ヘンマルリクガメの餌入れに餌となる葉野菜をおいておいても、なぜだか葉っぱを餌入れから引っ張って外に出してしまいます。

そこに床材がくっついて床材も一緒に食べてしまうこともあります。

餌入れは大きめのものを!

餌入れは、大きめの餌入れを用意することも床材を食べないようさせる対策になります。

餌入れは100均の大きなトレーを使ってもOKです。

また、葉っぱが床に落ちるとそれを何とか食べようとして床材ごと食べるので、清掃は毎日してあげることも大切です。

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くちばしを削ろうとしている

飼育下にあるリクガメは、どうしてもくちばしが伸びすぎてしまいます。

自然界で生きるリクガメは、岩をガリガリやったり土から野草を引っこ抜いたりすることで適度に削れるのだとか。

その習性で石の床材などをガリガリやってくちばしを削ろうとして、床材を食べている可能性もあります。

伸びすぎたくちばしは動物病院へ

伸びすぎたくちばしは動物病院で対応してもらうのがいいです。

自分でやる方もいるようですが素人ではやめたほうがいいでしょう。

ミネラル・カルシウム不足

本来リクガメが土を食べるのは、岩石に含まれるミネラルやカルシウムを補給するためといわれています。

そのため、ミネラル・カルシウム不足で床材を食べるのかもしれません。

適度にカルシウム剤を併用する

主食が葉野菜なので、ある程度爬虫類用のカルシウム剤を併用する必要もあります。

ただし、ビタミンDの過剰摂取は肝臓に負担がかかるとされているのでビタミンDを含まないものにしましょう。

まとめ

では、この記事のポイントをまとめました。

  • 餌の量が適量か見直す。満腹になれば自分で食べるのを止める
  • 床に餌が落ちないように大きめの餌入れにする
  • 伸びすぎたくちばしは病院で対応してもらう
  • ミネラル・カルシウム不足は爬虫類用のものを併用

床材を食べてしまう行動は習性もあるので仕方のないことでもあります。

なので、あとは誤飲してもいいように安全な床材を選んであげましょう。

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