ミドリガメは、日光浴をさせなくてはいけません。
必須と言っても過言ではありません。
なぜ、ミドリガメに日光浴が必要なのでしょうか。
夏・冬の季節に日光浴をさせるには、どのような方法をとれば良いのでしょうか。
ミドリガメに日光浴は必要ですか?夏はどのような方法がありますか?
ミドリガメだけでなく、カメには日光浴が必要になりますが、その理由は、カメのもつ甲羅にあります。
甲羅は固く、そう簡単には壊れません。
誰もが知ることですが、実は、甲羅を強くするには、カルシウムが必要なのです。
しかし、カメは体内でカルシウムを合成することができません。
そのカルシウムの吸収をサポートするのがビタミンDになります。
ビタミンDは、太陽の光、いわゆる紫外線です。
紫外線を浴びることによってビタミンDが合成されるため、短時間でも日光浴を行う必要があることを憶えておきましょう。
さて、夏の日光浴の方法についてですが、日本の夏はエリアによって気温に差がありますが、夏場の暑い太陽を長時間浴びるのはミドリガメにとっては危険な場合があります。
夏の日光浴時間には、十分に注意して行いましょう。
基本となる日光浴時間は、30分でしょうか。
30分を超える時間はミドリガメの体調を壊す可能性が高くなりますので、タイマー等を使って、30分を超えないように注意することが大切です。
ちなみに、水温は日中26~28℃、夜は18~23℃を保ちましょう。
ミドリガメを冬に日光浴させるには?
寒い季節、ミドリガメはどのようにして日光浴をさせれば良いのでしょうか。
飼い主さんが日中家に居る人であれば、時間を調整しての日光浴ができますが、お仕事をもっている人はそうもいきません。
お仕事がお休みの日は、晴れた日に窓越しに太陽が当たる場所に水槽を置き、日光浴をさせてあげましょう。
時間は2~4時間ほどでしょうか。
この場合の水温は室内の温度よりもやや低い25~30℃がおすすめです。
雨や雪等で太陽の光を浴びることができない日は、紫外線ライトを活用しましょう。
当てる時間は、日光浴を同じ2~4時間、長くても5時間ほど。
あまり長時間当てると、体温が高くなり過ぎる場合がありますので、冬場と言えども、注意が必要です。
まとめ
ミドリガメは変温動物ですので、日光浴をさせて体温を維持してあげなくてはなりません。
夏・冬は、わたし達人間でも気温の変化にストレスが溜まります。
小さな身体で一生懸命生きているミドリガメです。
十分に注意してあげましょう。
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