ミドリガメの飼育を行っているが、なぜか、日光浴をしてくれない。

どうすれば良いのか途方に暮れていると言う飼い主さんも少なくありません。

なぜ、日光浴を好むミドリガメと日光浴をしないミドリガメがいるのでしょうか。

ミドリガメ 日光浴 しない

ミドリガメが日光浴をしない原因は?

ミドリガメはわたし達人間が考える以上に、繊細な生き物になります。

ペットショップ等から購入したミドリガメは、同じ環境をつくってあげることができれば、何の問題もなく、すんなりと生活に溶け込むことができます。

ですが、ほとんどのミドリガメは、住み慣れた環境から違った環境へと変化することに迅速に対応できないため、生活に慣れるまでは日光浴をしたがらないミドリガメも少なくありません。

日光浴をしないミドリガメでも、ちゃんと餌を食べていれば、何も問題もありません。

餌を食べるうち、徐々に活動的になり、日光浴をするようになりますので、それまで、待ってあげましょう。

しばらく待っても日光浴をしないミドリガメは、要注意です。

まず、考えられることは、生活環境が合わないことです。

無理やり日光浴をさせてもストレスが溜まるばかりで、解決には至りません。

日光浴をさせるために用意した陸の大きさ、形が気に入らないのかもしれません。

足の短いカメが登りやすい陸になっていますか?

ゆったりと手足を伸ばせる形になっていますか?

確認してみましょう。

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陸が解決しても日光浴をしない場合は、水槽の中を点検してみましょう。

もしかしたら、水槽の中で落ち着ける場所がないのかもしれません。

環境が変われば、どんな生き物も、少なからずストレスを感じます。

そのストレスは餌を食べることやのんびりと過ごすことによって解決できれば問題はありません。

ですが、神経質なタイプのミドリガメは、なかなか生活環境に慣れることができません。

日光浴をしないミドリガメを飼育する際は、紫外線ライトの活用をおすすめします。

また、ミドリガメの幼体の場合についてですが、幼体はビタミン不足に陥りやすいため、与える栄養、日光浴には注意が必要になります。

餌をあまり食べない、日光浴を嫌う時は、カメ専用の総合ビタミン剤を活用してみてはいかがでしょうか。

10日に1度、2週間に1度の割合で与えると、すくすく成長するとのことです。

まとめ

生き物の飼育は、マニュアル通りにはいきません。

日光浴をしなくてもクル病や皮膚病を発生しないミドリガメもおりますが、ほとんどの場合、栄養不足になり、体調悪化を招きます。

そうなる前に、ペットショップ、動物病院等へ相談されることをおすすめします。

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