ワニガメは水中でほとんどをすごすカミツキガメの一種です。
ワニガメを水槽で飼育するにはどんな事に注意しなければならないのでしょうか。
ワニガメを入れる水槽や水の交換などはどうしたらいいのでしょう。
それにエサは何をあげたら良いのでしょう。
ワニガメを飼育する際の水槽は何がいいのか?
これからワニガメをペットとして飼育しようと考えている方もいるでしょう。
現在ワニガメを飼育する際には、各自治体に許可申請をしなければなりません。
それも、高い申請料を支払います。
必ず、どんな水槽を使用するのかを、担当官が見に来ます。
それだけ危険な動物であると同時に、飼いきれなくなって河川等にリリースする方が多くなってから、かなり厳しくなっています。
ワニガメの子どもを購入する場合でも、水槽の管理届を出す事になります。
それに、成長する生きものですから、それに合わせて水槽も大きくしていきます。
この時も自治体に許可申請をする形になるので、注意してください。
ワニガメを飼育する際の水槽には、何が適しているのか?ということですが、強化プラスチック製の水槽が適しています。
とにかく頑丈でなければなりません。
また上部からの脱走や水槽が倒れた時に蓋が付いていないと簡単に逃げられてしまいます。
確実に蓋がされて外れないようにカギが掛かるようにするのが鉄則です。
また本来の生息地がアメリカ合衆国の南部ですから、基本は暖かめですから、水槽内の水温を20度程度に保つ必要があります。
但しヒーターを直接入れると噛み砕いてしまう可能性もある為に外部から温められる様にしなければなりません。
ワニガメを飼育する水槽はどのタイミングで水を交換するの?
許可が下りれば後はワニガメを飼育する事になりますが、複数等で飼育する場合には、水槽は同じにしないようにしましょう。
水を交換する時に喧嘩になるようです。
また水槽の水の交換は水が汚れてきたら交換する事で問題は有りません。
基本的に泥水の中で生活できる個体ですから、多少の水の汚れは問題ないでしょうが、環境を考えるなら有る程度濁ったら交換する事です。
またワニガメのエサについてですが、基本は雑食系ですが、メインは肉食です。
それに大きさから言うとかなり食べるのでは?と思ってしまう方も大勢いますが、実は野生のワニガメは、毎日のように捕食できる訳ではありません。
エサを与えすぎると食べ過ぎてしまい、他の病気を起こす可能性もあるので注意してください。
エサの種類は専用のフードが販売されていますが、鶏のささみや魚の切り身などをたまに食べさせて栄養管理をします。
ワニガメにエサを与える場合は、1週間に一度程度で、かつ残さないで食べきれる分だけ与えましょう。
エサが残る事で水槽内の水も汚れの原因になりますからね。
まとめ
ワニガメの飼育について紹介してきました。
ワニガメは確かに他のカメと違って形がまるで違います。
ペットとして購入したい気持ちはわかります。
成長すると大きさは1mを越えてきます。
そうなると水槽はかなり広いもので無ければならなくなります。
その事を踏まえてワニガメをペットとして購入するか決めた方がいいでしょう。
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