野生のミドリガメを見たことはありますか?多くの方がペットショップであったり、屋台で見かける人が多いのではないでしょうか。
野生のミドリガメは、水草であったり、水辺の生き物を食べて生きています。その生き物とは、エビであったり、ミミズ、ザリガニ、また小さな魚を食べたりしています。
では、もし野生のミドリガメを見つけたら、どのように飼えばいいのでしょうか?
今回は、野生のミドリガメの飼育方法をお伝えします。
野生のミドリガメはどうやって飼うの?
もちろん、ペットショップ等で売られているカメと同じ種類なので、基本的な飼い方は同じです。しかし、今まで野生で生きていたカメを飼育するのは難しいですよね。
売られているカメも同様ですが、特に野生のミドリガメには、できるだけ、自然に近いリズムで生活できる環境を用意してあげましょう。
自然のリズムに合わせるようにしていくと、なじんできます。
- 朝起きて太陽が昇るとともに、日光浴(甲羅干し)をする。
- 体が十分に温まったら、食事をする。
- 食後、また日光浴(甲羅干し)をして、体の温度を上げていく。
- その時にゆっくりと食べたものを消化する。
この程度で十分です。
消化するのに時間がかかるので、夜に餌をあげるよりも、朝方、または午前中のうちに餌をあげましょう。
野生のミドリガメの餌とは?何を食べるの?
野生から連れてこられて、見たこともない食べ物があっても、いきなりは口にできないことが多いようです。
人間だって、今まで日本食ばかりを食べていたのに、いきなり海外の食事をしなければならなくなったら、食べ物を受け付けなくなる方もいるのではないでしょうか。
野生も同じです。
もちろん、おなかがすいていて、すぐにえさを食べる場合もあると思います。しかし、もともと野生の時にエビやザリガニ、魚を食べていたのに、いきなりペットフード(カメのエサ)を与えられたら…手をつけないカメもいると思います。環境の変化にも敏感になっていればなおさらです。
ですので、もし可能であるならば、はじめはそのカメが育った環境で口にしていたもの、(ミミズなど)を捕まえてきたり、魚をあげてみたりする方がすぐに食欲も戻るはずです。
また、野菜も食べます。人参や小松菜、リンゴやカボチャ、バナナなど試してみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
野生と売られているカメはそこまで飼い方に違いはありません。しかし、野生のカメはもともと病気をもっている可能性もあります。
カメを触った後は、十分に手を洗いましょう。
楽しんで育ててください。
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