ミドリガメは寒くなる冬には冬眠をする生き物だという事をご存知でしたか?

「寒くなったと思ったら、急に動かなくなったからなくなってしまったのかと思った!」という方もいれば、「動きが鈍くなって、食事もあまりとらなくなって、気づいたら目を閉じてじっとしてた。びっくりして、でも冬眠があると聞いてそっとして置いたら、3か月後にいきなり動き出した。」

なんて実際に体験された話を聞いたこともあります。

それでは実際のミドリガメはどんな場所で冬眠しているのでしょうか?

今回はそのミドリガメの冬眠の謎をお伝えしていきます。

ミドリガメ 野生 場所 冬眠

野生のミドリガメはどんなところで冬眠するの?

ミドリガメは、変温動物です。体温を一定に保っておくことが出来ない為、寒い冬の時期には冬眠をします。その期間は、11月~3月の4か月ほどです。

野生のミドリガメは、通常土の中や、水の中で冬眠します。

土の中の場合、柔らかい土の中に自ら潜っていき、長い冬眠に入ります。

水の中も場合、温度が5度以下になる場所であると、カメは凍って亡くなってしまうので、温度が保たれる場所を選んで冬眠します。

水の中でも、水に沈んだ落ち葉の下やコケの下に身を潜めて冬眠しています。おそらく、外敵に見つからないようにする、体温を一定に保つベットのような役目を落ち葉がしているのでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

実際にペットとしてミドリガメを飼っている方の中には、冬眠をさせずに過ごしている方も多くいるようです。というのも、本来野生のミドリガメは4か月問もの間、ずっと冬眠を続けるカメもいれば、休眠といって、呼吸をしに外に置きだしてくるという場合もあるのです。

ですから、「一緒にいたい!」「寝るなんてつまらない。」「冬眠しているのか亡くなってしまうのか、区別がつかなくて怖いから、ずっと起こしておく。」ということも可能であるという事です。

特にミドリガメのうちは、上手く冬眠できない場合もあるので、室内の温度を暖かく保っておき、冬の時期をこえれば、カメは冬眠せずに過ごすことが出来ます。もし冬眠できなくても、カメは問題なく生きていけるので心配しないで大丈夫でしょう。

特に5歳くらいまでは、冬眠による亡くなるリスクが高いと言われているので、冬眠させず、5年たって丈夫な体になったら、冬眠に挑戦してもいいのかと思います。

人間には冬眠するという本能が備わっていないので、全く分からない感覚ですよね。カメを通して、生き物の不思議をしるきっかけになるのではないでしょうか。

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