ウミガメにも種類がいます。
その見分け方として一番簡単なのが甲羅を覚えるということです。
聞く前にそのウミガメがなんていう種類なのか見分けられたら嬉しいですよね。
ウミガメにはどんな種類のものがいるのかご紹介します。
ウミガメの甲羅の種類
ウミガメには次のような種類と特徴があります。
タイマイ
熱帯や亜熱帯地域にあるサンゴ礁がある地域に生息しています。
甲羅は黄色く、黒褐色の斑点が入っているため、サンゴ礁に擬態して敵から身を隠していると言われています。
ヒラタウミガメ
甲長は80cmから100cmです。
他のウミガメに比べると甲羅が平らでそのフチだけが上に向かって反り返っています。
陣笠のような形をしているので覚えやすいです。
アカウミガメ
育てやすいため日本の水族館でよく観られるウミガメです。
他のウミガメと比べて頭が大きいのが特徴で、色は名前の通り赤褐色をしています。
ちなみにお腹は淡く優しい黄色をしています。
アオウミガメ
背面から見ると甲羅の前方が丸くなっていて後方に向かって少しとがった卵型をしています。
甲羅の真ん中には5枚の椎甲板(甲羅の真ん中の部分の模様のようなもの)があり両側に4枚の助甲板があります。
甲羅の背面は茶褐色から黒、明るい色から食らい色まで色彩が豊かです。
クロウミガメ
甲長は50cmから115cmです。
アオウミガメに似ていてお腹や頭の部分が黒いのが特徴です。
ヒメウミガメ
甲長は50cmから70cmでアカウミガメと似ていて甲羅は赤褐色色をしています。
体の色は灰黄褐色で助甲板は左右に6枚から8枚あります。
ケンプヒメウミガメ
甲長は55cmから75cmで扁平な甲をしていて明るい黄褐色をしています。
助甲板は左右に5枚ずつあります。
このウミガメは絶滅危惧にあります。
オサガメ
甲長120cmから190cmでカメの中では最大のウミガメの種類です。
最大全長2m、体重は最高で800kgになる個体もいます。
他のウミガメと違い甲羅が発達しておらず皮膚で覆われています。
背面はほぼ真っ黒です。
まとめ
ウミガメは大きさなどよりも甲羅の色を覚えれば割と簡単に見分けられます。
名前の通りの色のものもいれば名前の色は関係ないものもいます。
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