ウミガメは、世界中の海で観察することができる動物です。

その種類は、全部で7種類(場合によっては8種類)。

今回は、これらのウミガメたちの生態を簡単にまとめてみました。

世界 ウミガメ 種類

世界の海に生息するウミカメの種類

アオウミガメ

海草など、植物性のものを好んで食べます。

海岸近くの穏やかな海を好んで生息するため、泳いでいるところを目撃しやすいウミガメだと言えます。

アオウミガメ甲羅は、やすりで磨いたように、すべすべしています。

アカウミガメ

カニやイカをはじめ、魚など、動物性のものを好んで食べるアカウミガメ。

飼育するのが比較的簡単なため、日本の水族館で、飼育・展示されることが多いウミガメです。

他のウミガメに比べて、大きな頭を持っているということが、1番の特徴です。

タイマイ

熱帯や亜熱帯の暖かい海が、タイマイの生息地となっています。

甲羅の色は黄色で、黒い斑が見られます。

これは、生息する海にサンゴ礁があり、それに擬態しているためだと考えられています。

主に、「カイメン」を好んで食べる食性があります。

オサガメ

最大のウミガメとの異名を持ち、その甲羅の大きさは、大きいもので2m、体重は約650~800kgにもなるそうです。

ウミガメの中で、最も遊泳力が優れています。

ヒラタウミガメ

甲羅の縁が上に反っているのが、ヒラタウミガメの最大の特徴です。

イカ・ナマコなど、動物性のものを好んで食べます。

クロウミガメ

アオウミガメと見た目がよく似ているクロウミガメ。

頭とお腹が黒いのが最大の特徴です。

アオウミガメと食べ物の好みも似通っていて、海草などの植物性のものを好んで食べます。

クロウミガメは、分類学上、1種として分けるのか、他のウミガメの種と混同して分類するのかで意見が分かれるそうです。

これら、6種類のウミガメは、いずれも、単独で産卵を行います。

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集団で卵を産むウミガメの種類

ヒメウミガメ

アカウミガメと、よく似た外見をしているため、混同されやすいウミガメです。

オリーブヒメウミガメという別名を持っているそうです。

他のウミガメとの1番の違いは、集団で産卵を行うこと。

この行動を「アリバダ」と言います。

ケンプヒメウミガメ

主に、甲殻類を好んで食べています。

ヒメウミガメと同じように、集団で産卵する習性を持っています。

ケンプヒメウミガメは、現在、最も絶滅が危ぶまれているウミガメです。

まとめ

世界中には、たくさんの種類のカメがいます。

みなさんは、何種類、見たことがありますか。

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