ウミガメの赤ちゃんは海に入るまでと海に入ってから、どちらも捕食される可能性が高い生物です。

そんなウミガメの赤ちゃんはどれくらいの数が大人になれるのでしょうか。

ウミガメ 赤ちゃん 捕食 生存率

ウミガメの赤ちゃんは捕食される?

ウミガメの赤ちゃんは卵から孵化した瞬間から命の危険にさらされます。

海鳥・カニ・トカゲなどウミガメの赤ちゃんを狙う動物はたくさんいます。

卵からかえったら暗くなるのを待ち一刻も早く海へ飛び出し岸から離れないと、時間が経てば経つほど捕食される確立はどんどん高くなっていきます。

しかし海に入れたからと安心もできず海の中にはサメやタコなど赤ちゃんウミガメを狙う生物はたくさんいます。

赤ちゃんウミガメはなにをするにも命がけなのです。

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ウミガメの赤ちゃんの生存率

ウミガメは生物の中でも生存率が低いことが有名です。

ウミガメは1度の産卵で100個~150個の卵が産み落とされます。

しかしウミガメの赤ちゃんは5000匹のうちたった1匹しか無事に大人になれないと言われています。

これをパーセンテージで表すとたったの0.02%です。

なんて低いのでしょうか。

50匹くらいの母ウミガメが頑張って産卵したうち1匹が大人になれるという計算になってしまいます。

まさに子供を残すというよりはウミガメの「種」を残すという感じですね。

ちなみにウミガメが成熟するには約30年もかかるという研究結果があります。

そして産卵するのはそこからさらに10年が経ったときです。

サメなどの肉食でもなければクジラのように大きくもないのに、広くて危険な海で30年も生きていられればそれだけですごいと思ってしまいます。

実際にウミガメの平均寿命は今のところ分かっておらず不明なのですが、最近では漁業の網に引っかかってしまい亡くなってしまうケースも多いのです。

せっかく大人になって天敵が減ったとしても寿命をまっとうするのは難しいようです。

まとめ

ウミガメの赤ちゃんは孵化してからは常に捕食される可能性が非常に高いです。

海鳥やカニやタコなどウミガメの赤ちゃんを狙う者はたくさんいるのです。

また生存率は非常に低く5000匹に1匹、0.02%の赤ちゃんしか大人になることはできないと言われています。

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