ミドリガメはペットショップだけでなく、夏祭り等でも売られる程日本では人気があるカメです。
ペットを飼う上でオスとメスどちらを飼うかは重要なポイントとなりますが、ミドリガメのオスとメスの見分けは難しいです。
実際、ペットショップや夏祭りで売られているミドリガメを見ても、オスかメスどちらか判断できない人も多いです。
では、どのようにオス・メスを見分ければ良いのでしょうか。
ミドリガメのオスとメスの見分け方
ミドリガメが産卵から孵化するまでにおいて、28℃以下の温度の環境であればオス、30℃以上であればメスと言われていますが、孵化後に立ち会うことができなければ見分けることができません。
また、孵化の場所が分かっていても、28℃と30℃は間隔が近く、温度での判断が難しいでしょう。
では、目視での確認はどのような方法があるのでしょうか?
目視では大きく分けて「甲羅での見分け」「体の一部での見分け」の2つがあります。
甲羅で見分ける
甲羅で見分ける方法は3つあります。
1つ目は甲羅の長さです。
成長しきった状態では、メスの方が甲羅は長くなります。
次は甲羅にあるV字の切り込みです。
オスのみ尻尾の近くの甲羅に切り込みがあります。
最後に腹甲と言われる腹の部分です。
メスは腹甲が平らなのに対し、オスは中央部分がへこんでいます。
その他の体の部分で見分ける
甲羅以外の部分での見分けも3つの方法があります。
1つ目は爪の長さです。
オスの方が爪は長く、メスは短いです。
次に尻尾の長さです。
尻尾も爪と同様にオスが長く、メスは短いです。
最後に尻尾の裏にある総排出腔という穴の位置と形です。
オスは尻尾付け根から少し離れた位置にあるのに対し、メスは付け根の部分にあります。
また、オスは長細い形であるのに対し、メスは丸い形をしています。
亀捕まえてきた時にこれ見てオスかメスか見てたなぁ pic.twitter.com/7X41Q6TFKB
— さわりゅー (@sawada_0512) 2016年12月28日
まとめ
ミドリガメのオス・メスを見分ける方法はいくつもあり、判断するのも難しいです。
また、見分ける方法が判っていても、どちらか一方だけでは見分けできなく、オスとメス両方いないと見比べることができません。
見分けたい場合は、上記の複数ある特徴を確認し、複数のミドリガメを見比べ、オス・メスを判断するようにしましょう。
今のあなたにおすすめの記事