ペットショップにクサガメを買いに行っても、オスかメスかお店の人にもわからないという事はありませんか？
飼っているクサガメがオスかメスか見分けるには、いつ頃の時期にどうやって見分ければいいのか、困っている人もいるでしょう。
早速調べてみましょう。
クサガメのオスとメスの見分け方について
まず、ペットショップで売られているクサガメの大きさはさほど大きくありませんよね。
なので、その時点でそのクサガメがオスなのか、メスなのか判断するのはとても難しいという事を頭にいれておきましょう。
ペット屋さんで買ったカメがある程度成長してきたら、まず、カメの尻尾の方にある穴に注目しましょう。
そこには、穴が１つあります。
それはフンを出す排泄機能の働きもあり、生殖器を出し入れする生殖機能の働きもある穴なんです。
総排出腔といいます。
メスの総排出腔はオスより丸く甲羅の隠れそうな位置にあるので注意深く見てください。
オスの排出腔はメスよりややわかりやすいもしれませんが、尻尾の付け根から約三分の一くらいの所にあります。
これは交接をしやすくするためのものでもあると思われます。
尻尾の長さはオスの方がメスより長くできています。
これは交接に関係します。
クサガメの交接はオスがメスの上にまたがり、総排出腔から出るオスのをメスの総排出腔に入れるのです。
その時オスはツメをつかってしっかりメスを固定させようとします。
クサガメのオスの場合の絶対的な見分け方法は？
オスは体の色が変わってくることです。
だんだん成熟していくにつれて甲羅と同じように黒になります。
これを黒化現象（メラニズム）といいます。
時には目もまっくろになります。
メスの色の変化はありません。
オスはメスより小さいです
腹の甲羅がオスでは少しくぼんでいます。
まとめ
クサガメに限らず、ペット屋さんで最初にカメを買う時はオスかメスかの判別はとても難しいのです。
飼っていって成長していくうちに、甲羅や、ツメの形や、大きさの変化がみられてきます。
特にクサガメのオスは大人になると黒化してくるのでわかりやすいのと、大人になると交接をするので総排出腔の位置や尻尾の大きさから判断できます。
いずれにしても、クサガメのオス、メスの見分け方はある程度成長してからでないとできませんね。
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