意外と仲間意識の強い亀!?

家族や仲間が倒れていたら、人間なら誰しもが急いで助けるはず!

実は亀も同じように困っている家族や仲間がいたら見捨てずに助けます。

亀 ひっくり返る 助ける

亀は群れる生物なのか?

群れを作るか作らないかは動物の種類によって決まります。

全個体が一つの群れを作るケースや雄雌で分かれて群れを作るケースなど色々な形があります。

群れを作る理由としては、生存率を高めるためとも言われています。

個体だと天敵に食べられてしまいますが、群れだと敵が攻撃しづらいので群れるとも言われています。

多くの同種が密集し生息してるケースがありますが、それは種として『都合の良い環境』である為密集しているだけで、魚類や鳥類に見られる『群れ』とは意味が異なります。

さて、亀はどうでしょう?

亀は群れずに単独で行動をします。

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亀の弱点

ほとんどの種類の陸亀は甲羅が高いので、ひっくり返ると自分で起きあがれず肺が他の臓器に圧迫され、呼吸困難になり亡くなってしまいます。

1時間以内に起き上がることができれば生存できる可能性が高まります。

亀の天敵はほとんどいないと言われているのに、生存率が低いのはひっくり返って助からなかった例も多いからです。

以前に台湾の動物園でひっくり返っている亀を仲間の亀が助け、見ている人の心を掴んだという動画がインターネットで配信されました。

亀は単独で行動する生き物ですが、人と同じように助け合い生きている姿を目の前で見ていた来園者から感動の声が聞こえてきました。

亀が生存していくためには助け合いの精神はなくてはならない本能なのです。

まとめ

群れを作らない生物でも、生命の危機となれば仲間を助け合う精神は本能的に備わっていることがわかりました。

最近では人と人が助け合わずに、人との関りを避けているという話をよく聞きます。

しかし、言葉を交わせない生物でもお互いを気にかけ、助け合い、共に生きているのに私たち人間はこのままで良いのか?と疑問を持ちます。

今回の亀の助け合いを見習い、私たちも相手を気にし困っている人がいる時は手を差しのべ助け合う気持ちを忘れずに生きていきたいと亀から教えてもらうことができました。

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