亀は卵を産み繁殖しますが、その卵が子ガメが生まれる卵と子ガメが生まれない卵かを調べる方法についてまとめました。
子ガメが生まれる卵と子ガメが生まれない卵の見分けがつけば、飼育している亀の繁殖に役立つと思います。
卵から産まれる子亀
亀は他の多くの爬虫類同様卵を産みます。
浜に上がり砂浜に産卵するウミガメの産卵風景は有名ですね。
卵からは一定期間が過ぎると殻を自力で破り子亀が産まれてきます。
昆虫の幼虫や鳥の雛と違い、子亀は産まれたてでも親亀と同じ姿で産まれてきます。
そして直ぐに餌を求めて自分で移動します。
亀の卵の子ガメが生まれる卵と子ガメが生まれない卵
親亀に寄って産み落とされた卵には成功した卵と出来なかった卵があります。
どちらも見た目はちゃんと殻もあり卵の形をしているのですが、見分けがつく違いがあります。
亀の子ガメが生まれる卵と子ガメが生まれない卵の違い
その見分け方は、まず産み落とされて間もない卵は殆ど見分けがつきませんが、蛍光灯などの光源で照らし殻を透かしてみると、子ガメが生まれる卵は黄身と白身がしっかり分かれているので白身の部分から光が透けて見えます。
一方、子ガメが生まれない卵の場合、黄身と白身が分かれておらず混ざり合った状態のため全体的にオレンジ色に見えます。
これが産み落とされて間もない卵の見分け方ですが、数日経つと更にはっきり分かる様になります。
子ガメが生まれる卵の場合数日経つと全体的に艶のあった殻が白く濁ってくるからです。
これは殻の中で子ガメの体が出来て来るからです。
この辺で子ガメが生まれる卵と子ガメが生まれない卵の区別はつくのですが、更に数週間経つ頃には子ガメが生まれない卵は生きていないのでカビが生えてきます。
これは確実に見分けがつくのですが飼育している亀の場合、カビが生きている亀や卵の健康や飼主の健康にも良くない影響を与えるので早めに卵の区別をして取り除いた方が良いと思います。
まとめ
ペットとして飼育している亀が卵を産み、可愛い子亀が産まれる事は亀の愛好家の皆さんにとって楽しみのひとつかも知れません。
ですが、子ガメの生まれない卵をそのまま放置しておくとやがてカビが発生し腐敗してしまいます。
そうなってしまうと元気な親亀や子ガメが生まれる卵にも良くない影響が出てしまいますので、早めに卵の違いを見極めて取り除く事が大切だと思います。
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